ブーゲンビレア

立春を過ぎ、今年は暖冬という事もあり、春の花があちらこちらで咲き始めていますが、我が家の花達も春の花に変わりつつあります。 そしてこれから私の好きな花が咲き始めます。

それは、数年前のテレビ番組の中で、画面いっぱいに咲いていた「ブーゲンビレア」という花です。 この花は南アメリカ出身の花木で、5月中旬頃から市場に鉢植えが出回ります。 沖縄や暖地などでは生垣にして楽しまれているようです。 一見、紙のように見えるピンク色の部分を花と思いがちですが、これは苞(ほう)と呼ばれる実で、この苞の中に綿のような形の小さい花が存在しています。 品種も多く、日本で古くから栽培されているのは、多くの花をつける「サンデアリーナ」という品種です。 寒さに強い性質に改良された事と刈り込みに強いので、行灯仕立てや盆栽風と様々なアレンジが出来る事から日本でも人気が出たようです。 我が家に咲いているのは、知人から譲り受けた20cm程の挿し木から数年かけ、今ではベランダの半分を占める程に成長しました。 花は1ヶ月以上も咲くので、長い間楽しむ事ができます。 上手な人になると、一年に二度 花を咲かせる事が出来るらしいのですが、私はまだ一年に一度のみなので、今年こそはベランダいっぱいに花を咲かせたいと思っています。　　　　　　　　　　　　　　　(アメニティ　馬場直美)