「中津城」
2011年05月13日 スタッフ
先月の話になりますが、従兄が入院している大分県中津市の病院にお見舞いに行ってきました。
その従兄との出会いが又、不思議なのです。
私の父母は60代で病気で相次いでなくなってしまったので、親孝行できなかった詫びに、毎月お墓掃除にいっていたのですが、先祖代々の墓も隣にあって、東京に永住しているとしか知らなかった、従兄の奥さんと48年振りにお墓で再会したのです。
まったくの偶然で、お墓を作り直そうと急に思い立ったとの事で、驚くやらなつかしいやら・・・
何かに背中を押してもらう感じで、私も長年の思いであった、お墓の作り直しをしてしまいました。
そしてその一番年上の従兄にお見舞いをかねて逢うことが出来ました。
自分が子供の頃を知っている人との昔話はいいものですね。
そのついでにといってはなんですが、中津城を見てきました。
中津城は、九州は豊前国中津にあったお城で、中津藩の藩庁が置かれいていたところ。
現代では中津市を代表する観光名所となっているそうです。
そして、お城には歴代の城主の物だけではなく、中津にまつわる有名人の展示物でいっぱいでした。
又その周辺も昔雰囲気に整備されていてすてきでしたよ。
中津といえば有名なのは福沢諭吉…だけかと思ってましたが、いろいろ医療系の偉人が輩出されていました(日本最初の歯科医・小幡英之助とか、ターヘルアナトミアの翻訳した人とか)。
あとお城の内部には、中津ゆかりの有名人だけではなく、お隣の宇佐出身の力士、“木鶏”で有名な横綱・双葉山の化粧まわしなども展示されていました。
そんなに大きくないお城でしたが、昔ながらの造りが随所に残っていて、なかなか風情のあるお城でした。庭の桜も満開で、とてもきれいでしたよ。
(助産師 寺島 典子)
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