命のリレー
2015年10月29日 スタッフ
こんにちは、看護師の中野です。気持ちの良い秋晴れの日が続いています。
朝晩の冷え込みがグッと強くなりましたね、体調を崩されないように気をつけてください。
さて、私は先日50歳の誕生日を迎えました。
この世に生を受けて半世紀が経ったと思うと感慨深いものがあります。
生命の誕生する場面に携わる仕事について10年が経ちましたが、その瞬間は神秘的であり、何度経験をしても感動と無事に生まれてくれた、という安堵の気持ちで一杯になります。
生む力、生まれる力、そしてそれをサポートしている周りの力、分娩室の中ではそれらが一体となって、『出産』という昔から全く変わることのない命のリレーを紡ぎ続けているのです。
誕生日に母から電話があり「誕生日おめでとう。どうですか、50歳になった感想は?」と聞かれ、ただ「ありがとう!」としか答えられませんでした。
本当は「50年前に無事に元気な私を生んでくれてありがとう!」という気持ちでいっぱいでしたが、毎日、忙しく過ごしているとついつい感謝の気持ちを忘れがちになってしまい、ましてやそれを言葉にして伝えるという事など忘れ去っていました。
母が若かった頃は何もかもが、大変な時代だったと思いますが、愛情一杯に育ててもらいました。もちろん父にも感謝です(笑)。
母は25歳で私を出産し、私も25歳で長女を出産し、そして長女も25歳で初めての出産をします。
不思議な繋がりを感じさせられます。
前回のブログでお話した長女も早いもので、妊娠32週に突入しました。
我が家ではボチボチ、赤ちゃんグッズが増えてきました。
生まれてくる初孫の顔を想像しつつ、赤ちゃんグッズを選ぶことが楽しくてたまりません。
写真は先日購入した、ベビーバスと可愛い洋服です。
ベビーバスには早速、アリスが我が物顔で入っていました。
やれやれ…アリスにはしっかりとお姉さんになって、赤ちゃんを優しく見守ってもらいたいものです。
里帰りの時期も近づいて来ました。
里帰りで実家に帰って来た途端に、体重増加が著しく「ついついご飯を食べ過ぎて…」と苦笑いをしている妊婦さんを見かけます。
くれぐれも、我が娘が苦笑いをすることのないように、体重管理に気をつけたいと思います。
院長、マネージャー、スタッフの皆様にはお手数とご迷惑をおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
(看護師 師長 中野 里美)
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Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。