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娘の成長 “卒業”

2011年03月15日 スタッフ

2011031401 こんにちは看護師の中野です。
3月8日に娘が通っていた専門学校の卒業式が行われ出席してきました。
専門学校でしたので2年間の在学でしたが、本当にあっという間の2年間だったように思えます。
娘が通う専門学校については何度かこのブログでもお話をさせていただきました。
美容とファッションの専門学校というと一見華やかなイメージを思い浮かべてしまいますが、実際は礼儀作法や言葉遣いなどを厳しく指導していただき、親としてはありがたい限りでした。
その成果でしょうか、今年も就職率100%を達成したとのことで、この不景気な時代に学生の頑張りもさることながら、指導された先生方の努力も大変なものだったと思います。

さて、卒業式の話に戻ります。
ファッション科と美容科の総勢176名の卒業式でしたがさすがに皆、華やかで可愛らしくお洒落で素敵な学生ばかりでした。
学園長賞の発表の中では文部科学大臣賞を受賞している学生やその他様々な賞を1人でいくつも受賞している学生もおり、就職率100%のレベルの高さがうかがえました。
式の終了後、1人の男子学生のお母さんから呼び止められお話を伺うと、どうやら在学中のあまりに大変な日々に目標を見失いかけていた息子さんに声をかけ励まし、今日の卒業を無事に迎えられたのは娘のお陰だというのです。
「そんな大袈裟な~」と思いながらお話を聞いていましたが、お母さんがウルウルと目を潤ませながら「卒業しても、ずっと仲良くしてね!」と娘の手を握る姿をみて、母としてすごく誇らしい気持ちになりました。
その後、担任の先生をお見かけしたのでお世話になったお礼を・・・とご挨拶をしたら「いや~本当に荒木の笑顔と元気のよさにいつもパワーをもらっていました、ありがとね!」とこれまた先生まで目を潤ませながら逆にお礼を言われてしまい、なんと言葉を返していいのか思い当らずただ「良かったね~偉かったね~」と娘の頭を撫でてあげることしかできませんでした。
娘はこの2年間で確実に成長しました。
ファッションに関する技術はもちろんですが、人として確実に成長したと思います。
この成長はもしかしたら手元にいて一緒にくらしていたら気づくことが出来なかったかもしれません。
私にとっても娘にとっても楽ではない2年間でしたが、終わりよければ全てよし。
お互い頑張った甲斐がありました。
そういえば先日、最後のファッションショーが開催され観に行ってきましたが、そこで思いがけず娘から嬉しい言葉をもらいました。
ショーの最後に娘がファッション科の学生を代表して挨拶をしました。
それだけでも私にとってはすごく嬉しかったのですが、挨拶の最後に「髪の毛をどんな色にしてもどんな格好をしても何も言わずにいつも温かく見守ってくれたお母さん、ありがとう!」と言われサプライズプレゼントをもらったようで本当に嬉しかったです。
在学中の2年間、娘は何も賞を取ることは出来ませんでしたが、私から「とっても素敵に成長してくれたで賞」を授与したいと思います。

                       (看護師 主任 中野 里美)


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