母から娘へそしてそのまた娘へ、親子三世代に渡る命のリレー

今から20数年前のことです。当院の白倉婦長と私は小倉記念病院に勤務しておりました。
白倉婦長は助産師として、私は当時、新生児室の看護師として共に産科病棟で働いておりました。
そのときふたりで病院の同僚の重松晴美さんの御出産のお世話をさせて戴きました。(記念病院の関係者の方なら皆さんご存知の元医事部の重松部長さんの奥様です。)そしてその時とても可愛らしくて元気な女の赤ちゃんが産まれました。

それから20数年後、その赤ちゃんが素敵なレディーに成長され、先日みちおかレディースクリニックで御出産されました。20数年前と同様、可愛らしくてとても元気な女の赤ちゃんでした.

(写真左から、私、重松晴美様、若山朋子様と結香(ゆうか)ちゃん、白倉婦長)

母から娘へそしてそのまた娘へ、親子三世代に渡る感動的な命のリレーに携わるとこができ、本当に感謝の気持ちで一杯になりました。
「長く産科の仕事を続けていると色々な出産に巡り会います。そのひとつひとつが私の心のなかで宝物です。またひとつ大切な宝物が増えました。」と、白倉婦長が言いました。

このように素晴らしい出会いのある職業に就けたことを誇りとして、身体の続く限り精一杯勤めたいと心新たにした出来事でした。(看護師:山本洋子)