マタニティビクス
2007年05月15日 スタッフこんにちは。助産師兼、マタニティビクスインストラクターを担当しております。山本です。今日は、当院で毎週水曜日に行っているマタニティビクスについてお話いたします。 そもそもマタニティビクスとは妊婦のために作られたエアロビクス(有酸素運動)の総称をいい、約25年前より全国に広がっています。
具体的にどのようなことを行うかというと妊娠中の不定愁訴(腰痛、肩こり、背部痛、股関節痛)の予防、分娩に必要な筋肉の強化、産後の乳汁分泌促進のためのエクササイズなどを中心に1時間、上半身、下半身をまんべんなく動かし、ストレッチしたりしています。
参加されているみなさんは「最近体重が増えすぎて・・・」という方は実はすごく少ないのです。ほとんどの方が「産休に入ったので、暇をもてあましているから・・」や最近こちらに越してきてまだお友達がいなくて・・」という理由が多いです。
確かに核家族化が進んで、夫婦2人で生活している方がほとんどです。またおじいちゃん、おばあちゃんも働いていておられ、里帰りしても家に誰もいないのでこっちで産みます。・・という方が多くなってきました。 そういった背景の中妊娠中に、相談できる人がいなくて1人で悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
マタニティビクスに参加されている方は、初産婦さん、経産婦さんいらっしゃるのでどんな物を購入したらいいのか、どこが安いかなんて話題がでるみたいです。(この前は、税金対策が、失業保険が・・なんて話も・・笑)
参加されている方同士は予定日が近いので、生まれた・・という情報を聞くとビクス終了後にみんなで「おめでとう訪問」をしております。また産後メール交換を してお互いの近況報告をしたり、育児サークルを行ったりと結構ずっと続いてお付き合いされていらっしゃるようです。
妊娠期間の運動不足と、楽しい友達作りができるマタニティビクスに是非参加してみませんか?
追伸 5月は予約がいっぱいになっており、6月まで参加できません。詳しくは外来受診時に受付事務 へご相談下さい。 (マタニティビクスは当院に受診されている方のみです。)
(助産師 マタニティビクスインストラクター 山本 礼子)
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Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。