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健康のありがたさ!!

2010年05月14日 スタッフ

2010051201 こんにちは、看護師の中野です。
気象病なんていう変な名前の病気が出現するくらい、変な気候が続いていましたがみなさんは体調を崩さずに過ごされていますか。

最近、私のすごく大切にしている友人が子宮頚癌で入院・手術をしました。
お陰で私はこの一週間の間に3回も記念病院にお見舞いに行くことになり、健康のありがたさを痛感させていただいています。

2010051202 友人は去年から開始になった頚癌のクーポンを利用し、たまたま期限間近になり慌てて癌検診を受けたところ検査引っ掛かり、癌が見つかったのです。
自覚症状もなく「クーポンがなかったら検診にも行ってなかったし…」と運よく見つかったことに驚いていました。

日ごろから「検診は大切!早期発見!」なんて本当に人ごとのように思っていましたが、こんなにも身近な友人が癌になるなんて思ってもいませんでした。
友人は私より2歳年上で看護学校の一年先輩でした。
美人で頭がよくて医師会を首席で卒業するほどでした。
今年成人式を迎えた娘さんもいて「首席で卒業」以外は境遇がよく似ていて家も近いのでよく、夜遅くまで仕事のこと、子どものことをぐちぐちと話しながらアルコールと共に楽しい夜を過ごしました。
そんな身近な友人が癌だったのです。
最初に聞いた時には、目の前の元気な姿と癌という病が結びつかず、これっぽっちも気の利いた言葉をかけてあげることが出来ませんでした。
救いだったのは、彼女の主治医が当院の帝王切開の時にお手伝いに来てくださっている山下先生だということでした。先生が主治医だと知って心から安心しました。
先月、無事に手術も終わり会う度に元気になっているようにみえましたが、これから抗がん剤の内服をしなければならないと聞いて彼女の頑張りはこれからなのだと思いました。
精神的にもすごく強い女性ですが、入院中は色々と思わぬところでイラッとなったり、涙を流したりすることがあるようで彼女自身もナースですが、良い経験をしてるとのことです。
急がなくてもいいのできっちり癌をやっつけて、またアルコールと共に楽しい夜を過ごせることを心待ちにしています。

今回、ブログに話を載せたいとお願いしたら「これで少しでも検診に行く人が増えてくれたら嬉しい!」と快く承諾してくれました。
本当は美人な彼女の姿を掲載したかったのですが闘病中なので、今回は彼女が大切に育てているキャバリアのそら君とチワワのりく君を紹介します。
彼等もママの帰りを首を長くして待っていることでしょう。
                            (看護師 主任 中野 里美)


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