【冬の癒し】
2018年01月04日 スタッフ
寒さの厳しい日が続きますね。今冬はインフルエンザも流行の兆し。
風邪にはビタミンDを身体に取り入れるのが良いと言われています。
食べ物からの摂取や、太陽からの紫外線による光合成。
ビタミンDを体内でしっかりと合成するために日の光を浴びる事が大切ですが、冬に風邪が流行るのは日照時間が短い事も要因のひとつのようですね。
私も冬場の日差しにあたる事を心掛けていて、天気の良い日に日が差し込む所で本を読むのが冬の楽しみのひとつです。
読書のお供は「金平糖」。
何となく懐かしさを感じる金平糖。口にされた事がある方も多いかと思います。
【金平糖】と聞くと、砂糖を固めた凹凸状の日本のお菓子の印象があるのではないかと思いますが、金平糖の世界は実は奥が深く、1569年(永禄12年)にポルトガルの宣教師が織田信長に献上したのが始まりだと言われています。
江戸時代には大変貴重な物として扱われその製法は秘密とされていたそうです。
金平糖を作る為に、職人さんの高い技術と手間隙のかかる工程が必要とされています。
金平糖作りにはレシピが無く長年の勘と腕で作っていく。
【コテ入れ10年 みつかけ10年 】一人前になるのに20年を費やし、1.5cmの金平糖作るのに2週間。
とても奥の深い技術だと思います。
上品で美しい金平糖は皇室の方の結婚の際の引き出物に使われる事でも有名です。
長い年月を掛けてじっくり作られる金平糖。
夫婦として長い時間を過ごしていく姿に重なり縁起が良いと言われています。
今では職人さんによる手作りの金平糖は少ないようで、手作りの金平糖は貴重なお菓子となりつつあるようです。
寒い冬は暖かい日差しを受けながら、金平糖と珈琲で本を読むのが私の楽しみの時間です。
(アメニティ 馬場 直美)
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