国内初の記憶遺産
2011年12月12日 スタッフまず、田川の石炭記念館にて、山本作兵衛さんの炭鉱記録絵を鑑賞しました。
お昼は、焼肉のMr青木にて、焼き肉ランチ。おしゃれなお店でとってもおいしかったです。
午後は、嘉穂劇場見学と、道の駅大任(一億円のトイレで有名)にてお買い物、と大満足な一日でした。
山本作兵衛の絵は、一つ一つ味わい深い物ばかりで、また、添えてある文字で、当時の食料の物価がうかがえたり、生歌を聴きたくなるような労働歌や、炭鉱の生活が生き生きと描かれていました。
作兵衛さんは、7歳からお父さんの手伝いで、山に入り、小学校を卒業後、炭鉱員として働きだします。
定年後、炭鉱事務所の宿直警備員として働く傍ら、子や孫に、山(炭鉱)の生活や、人情を残したい。と絵を描き始め、1000点以上の作品を残しました。
実際に展示を見て感動しましたが、文字も、大人になってから、友達から辞書を借りて、大学ノートに、何度も何度も同じ漢字をびっしり書き、独学で書けるようになったのです!
ある、元校長先生が、「赤ん坊は親が育てる。生徒は教師が育てる。壮年は社会が育てる。老年は自分で自分を育てる。」話してくれたそうです。
まさに作兵衛さんは、老年期に自分で自分を育てた方なんですね。
私も、作兵衛さんに、生涯学び続けることの素晴らしさを学びました。
(看護師 主任 森めぐみ)
Other diaries
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