おすすめアロマ
2010年05月31日 スタッフ
みなさん、こんにちは。
今年の春は寒暖の差があり、体調を崩された方が多いかと思います。そして、もうすぐ梅雨。スッキリしない天気が続きますが気分はスッキリさせて楽しく梅雨を迎えましょう!
ということで今回は私の気分転換方法のひとつ、アロマをご紹介したいと思います。
「アロマセラピー」という言葉、最近ではよく耳にすると思います。
「アロマ」は自然の香りを意味します。
香りはエジプト文明の頃から、神への捧げ物としての薫香・太陽による乾燥から皮膚を守るための香油、ミイラを作る際に防腐のために使用した、など歴史があります。
また媚薬として使用することもありますし、戦時中はティーツリーの精油を消毒液の代用としていたこともあり、多用な用途があると感心します。
私は専門学校の授業で学んだのがきっかけで、1年ほど前から少しですが生活の中にアロマを取り入れています。
使用する香りのエッセンスは精油といい、植物の花や葉・果実などを原料としています。
鼻から香り成分を吸入することやマッサージなどで皮膚から成分を吸収することで脳を刺激し、多様な効果を発揮します。
効果は精油の種類によってさまざまです。
有名なものでラベンダーは鎮静作用がありリラックス効果があります。(写真はラベンダーの花です)鎮痛・殺菌効果もあります。
実家の父が手に火傷を負った際に母がラベンダーの精油を少しかけたそうです。
しみることなく、治りも早かったと聞きました。私の母も看護師で、以前勤めていた病院ではむくみや痛みに対してアロママッサージを取り入れていたようです。
香りを楽しむには、アロマポットや入浴剤といろいろありますが、私のおすすめは掃除機のフィルターに好きな香りの精油を1~2滴落としたティッシュをはさんで掃除機をかける方法です。
掃除をしながらいい香りが漂ってきます。殺菌作用のあるティーツリーやローズウッドなどがおすすめで、空気がスッキリします。
植物が原料なので小さなお子さんにも安心です。
ぞうきんがけのときにバケツの水に精油を落とすのもよいですよ。
むくみには柑橘系の精油、レモンやグレープフルーツでの足浴がおすすめです。
爽やかな気分にもなります。足浴は洗面器などに40~42度のお湯をくるぶしまで入れて精油を2~3滴ほど落としかき混ぜます。
精油は油なので浮いてしまいます。かき混ぜてくださいね。
妊娠中は使用を控えたほうが良い精油もありますので注意してください。
例えば、前記したラベンダーは子宮を刺激する作用もあるので妊娠初期や切迫流産の方は、使用を控えたほうがいいです。(分娩時には子宮を刺激し、気分をリラックスさせ分娩促進効果があるといわれます)
また、純度100%でないのに精油として売られている場合もあります。
純粋で安全なものを選んでくださいね。 (看護師 久原 妙子)
Other diaries
その外のおはなしも、是非お読みください。
Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。