子供たちの成長

今年の春は、長男の中学卒業、高校入学、次男の小学校卒業、中学入学と、大忙しでした。　
三歳違いは、大変だよ～と、先輩ママ達から聞いてはいましたが、体験してやっと、こういうことかと思いました。
何度も制服の採寸に行ったり、教科書、体操服、靴、などを人ごみの中もみくちゃになりながら、購入したり、銀行に手続きに行ったりなどなど・・・
まず、先にある長男のときは、気をつけて忘れ物なしですが、次男の入学式のときスリッパを忘れてしまい、学校にお借りしてしまいました。
助かったのは、学生服を買ったお店が、小学校の卒業用に、次男にスーツを貸してくださったことです。
一回しか着ないし、すぐ成長して着られなくなるので買うのはもったいないですから。

二人の晴れ姿を見て、小さかったあの子らが、こんなに大きくなって、いつの間にか私の身長も越えて、頼もしいやら、うれしいやら、胸いっぱいになりました。
しかし、2011・3・11東日本大震災。
この日は長男の中学卒業式でした。
晴れの舞台にあのようなことになり、何と言ったらよいか言葉も見つかりませんが被災地の方々の一日も早い復興を心から祈ります。
1991.6.3　雲仙普賢岳噴火災害この年、地元の島原高校は、被災を逆にばねにして、高3模試はじめて県内トップになったそうです。
1995.1.17阪神淡路大震災センター試験の次の日だったそうです。
地元の永田高校の生徒たちは、学校に集まり、教科書も、プリントも何もない中、先生の手作りの問題を解いて、見事な結果を出したそうです。
他人事ではなく、励ましや、助け合い、自分ができることを常に考えていきたいし、未来を創る子どもたちとも考えていきたいと思います。
写真は、母の日プレゼントのまくらと、家族から貰ったピンクの封筒です。

いつまでも優しい気持ちと大らかな心を持って育っていってほしいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(看護師　主任　森　めぐみ)