香りの記憶

皆さん　こんにちは!
少しずつ日が長くなってきてチラホラと春の便りも届いていますね。
私の家の庭にも樹齢約50年の紅梅と白梅の木が少しずつですが可愛らしい花を咲かせています。
空気の澄んでいる夜はフンワリと優しい香りが漂ってきます。梅の香りを嗅ぐと春が来たなぁ～とワクワクしてきます。
我が家では、これから水仙や蘭、桜にツツジなど様々な花が咲いてくれるので本当に楽しみです!
いつもこまめに手入れをしてくれてる両親に感謝しています

ところで、香りで昔の記憶が呼び起こされることってありませんか?
嗅覚は五感の中でも最も原始的といわれ、他の感覚とは違う経路で脳にダイレクトに達するので記憶に残りやすいそうです。
私が趣味としているアロマテラピーと出会ったのは10年程前です。
知り合いの紹介で行ったエステサロンで初めてアロマというものを知りました。
今でもその時に使用した精油と同じものを嗅ぐと一瞬でその時のサロンの様子が蘇ります。
また、認知症で口数が少ない高齢の方が、畳の香りがする部屋で過ごす内に徐々に子供の頃の事など思い出話をするようになり笑顔が増えたという話を聞いたことがあります。
小さなお子様に果物の名前を教える時に実物の果物を見せ、香りを一緒に嗅いでもらった方がより記憶に残りやすいそうです。
皆さんも、様々な命が芽生える春に、お子様とのスキンシップを兼ねて色んな植物の香りを嗅いで嗅育を楽しんでみてくださいね!

  (受付事務　戸部田　さおり)