放生会(ほうじょや)

放生会(ほうじょや)に、行ってきました。

昼間に行ったので、人手も少なくゆっくりまわれました。

放生会とは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式です。

仏教の戒律である、「殺生戒」を元とし、日本では神仏習合によって神道にも、取り入れ収穫祭・感謝祭の意味も含めて春または秋に全国の寺院や宇佐神宮(大分県宇佐市)を初めとする全国の八幡宮で催されています。

特に京都府の岩清水八幡宮や福岡県の筥崎宮は、有名です。

筥崎宮だけが、「ほうじょうや」と呼びます。

筥崎宮の放生会は、博多三大祭の1つで、「ナシもカキコも放生会」と、言われるほど、秋の行事として親しまれている祭です。

放生会では、おはじき・ちゃんぽん・新しょうがが有名ですが、ちゃんぽんは、昔お土産にもらったので、持っています。優しく吹くとペコンペコンと音がします。
新しょうがは、昔筥崎宮周辺には、たくさんのしょうが畑があり、採れた新しょうがを露店に並べていました。
それを博多のごりょんさんが、放生会のお土産として買って帰ったのが、今では名物になったそうです。

夕方から、行ったほうが幽霊屋敷や露店が多く開いてて、にぎやかで楽しいようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　(助産師　主任　吉田由美)