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それぞれのマタニティライフ

2007年04月14日 スタッフ

春風が心地よい季節になりましたね。皆様どのように過ごされていますか。元気な方はマタニティスイミングやマタニティビクスなどをして活発に体を動かしている方も多いと思います。そんな妊婦さんの姿を目にするたびに自分が寝たきり妊婦だった事を思い出します。

 

 

 

私は妊娠初期(上の子)は切迫流産で安静を強いられて張り止めの薬を服用していました。安定期に入っても落ち着かず8ヶ月過ぎてやっと1人で買い物に行けるようになったぐらいです。自由の利かない自分が情けなく、もっと身体を動かせたら・・という思いでいっぱいでした。

こんな私ですがお腹の中の赤ちゃんに唯一出来た事はといえば、自分の手で何かを作るということでした。上の子の時は「おむつは布!」と思っていたので、座椅子にもたれながらせっせとおむつを縫っていました。また肌着のふちに刺繍をしたり、毛糸でベストを編んだり・・。妊娠中あまり楽しい思い出がなく無理できなかった私にとってこれが精一杯でした。私のように思うように身体を動かせない妊婦さんもいらっしゃることでしょう。歯がゆい時もあるはずです。無理できないなら、思い出、記念となるものを手作りしてみてはいかがでしょう。出来栄えはともかく(上手な方もいらっしゃるでしょうが・・作った事に意義あり・・かな)自分がお腹の赤ちゃんのためにしたんだ、と思うことだけで気持ちも落ち着き、和やかになれますし、赤ちゃんにもその思いは伝わるはずです。

人生の中で幾度と味わえない、妊娠、出産。その人それぞれのマタニティライフがあると思いますが、無理せず、日々楽しく過ごしてください。そしてこれから生まれてくる我が子を大きく、包んであげれるように大らかな気持ちでいてください。(看護師 山形 清美)


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