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「一本藤　見物」

2013年05月23日スタッフ

爽やかに吹き抜ける季節になってきましたね。

私は先日のゴールデンウィークに、福岡県田川郡福智町にある定禅寺(通称・藤寺)の一本藤を見物しに行ってきました。

ここは福岡県指定文化財の樹齢500年以上にもなる一本藤「迎接の藤」が有名なお寺で、片田舎でこじんまりとしているため、ちょっとした隠れ観光スポットとなっています。

ちょうどGWの時期がここの藤の花が綺麗に咲いていると風の噂で聞いたので、それならばと見に行ったのですが、もう若干、散りかけてましたね。

とはいえ、階段を上がり、正面奥に見える大きな藤の木の株から、枝が頭上を四方に走り、いっぱいの紫色の藤の花をつけていて、なかなか見事な景観でした。

説明が書かれた板書によりますと、幹の周辺は約3.7mあり、藤棚は全長800㎡とかなり堂々とした風格でした。

そして境内の一角には、小さいながらも露店が出ていて、ここで焼き鳥を買い、見事な藤を眺めながら食べました。

こういう場所で食べると普通の焼き鳥が一段と美味しく感じましたね。

藤が散りかけていたこともあり、花より団子状態で楽しんでしまいました。

そんな立派で美しい藤見物の帰りには、定禅寺の近くにある町役場運営の「ほうじょう温泉ふじ湯の里」に寄り、かけ流しの源泉にゆったりと浸かり、日頃の疲れを癒してきました。

4月後半から5月前半に田川のほうに観光に行くことがある人は、少し足を伸ばして藤寺に寄ってみてはいかかがでしょうか?結構、穴場ですよ、お勧めですよ。

(助産師　寺島　法子)

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