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読書の秋

2024年09月13日 スタッフ

こんにちは。助産師の川上です。
9月も中旬に入りましたが日中はまだまだ暑く、今年は熱中症アラートとやらでプールの授業でさえも何度も中止になったようですね。
私が子どもの頃は寒くて中止はたまにありましたが、暑くて中止だなんて災害級の暑さに驚いた夏でした。
早く過ごしやすい季節にならないかなと待ち遠しいです。

こんな猛暑ですが暦の上では秋。
昔から食欲の秋、読書の秋と言われていますね。

子どもが生まれてから習慣にしていることのひとつが読み聞かせです。


子どもがまだ小さい頃は園が開いたと同時に預け、サポートの方にお迎えに行っていただいて遅くまで一緒に過ごしてもらうことが日常でした。
夫婦で夜勤もしていた時でしたので一緒に過ごす時間はほとんどなかったように思います。

そんな時に1日のうちのどこかで読み聞かせの時間を5分でも作ると「親子関係を育む」と教えていただく機会がありました。

ポイントがあり

①本は子どもに絵本を選んでもらうこと。どんな本を選んでも可能な限り「いいよ」と受け入れてあげること。
②「質問があったら読み終わってから聞くからね」とお約束をして読むこと。
この約束をすると、最後まで聞く力が少しずつついてくるのと同時に集中力もアップしていきます。
子どもが聞いていなさそうでもOK。遊びながらも案外聞き耳を立てていたりします。ページを飛ばしてここ読んで!と言われたらそこを読んでOK。物語の繋がりは大して大事ではないとのこと。
③これが一番重要!読み聞かせが終わったら「あなたの事が大好きだよ」「あなたがここにいるだけで幸せ」「うまれてきてくれてありがとう」と抱きしめて伝えること。自分は愛されているんだという土台がしっかり作られます。

子どもはこの時間が親との特別な時間だと実感できるようです。

我が家の子たちも長編の絵本も最後まで静かに聞き、子どもならではの視点にハッと気付かされることも多く私も学びをたくさんもらっています。

最近では、上の子が下の子に読み聞かせしてくれるようになったので幸せなひとときです。

また声に出して読むことで、前頭前野が刺激されてリラックス効果や気持ちを落ち着かせる効果があるそうなので、読み手にも効果抜群!です。



先日本屋に行くと、本が欲しい!と息子が選んだのはマンガ。ついにマンガを選ぶ日が来るなんて…となんだか感慨深くなりました。
初めて買ったマンガをずーっと"音読"しています。なんとも可愛い姿です。

まだまだ実践途中の実験のようですが、子ども達が聞いてくれる限り続けていきたいと思います。

助産師 川上


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