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みちおかごはん「ひな祭り」

2024年03月04日 スタッフ

3月に入り雪がちらつく寒い日が続きましたね。春のぽかぽか陽気が待ち遠しいです。

さて、3月3日は桃の節句でした。

旧暦の3月3日は桃の花が美しい季節であることから「桃の節句」と言われているそうです。

ひな祭りは古代中国の習慣に由来しており、女の子の災厄を払い、健やかな成長を願ってお祝いする行事が日本に伝わり、貴族の子どもの遊びであった「ひいな遊び」と結び付いて現在の形になりました。

当院では夕食時に、ひな祭り特別ディナーをお出ししました。



食前酒は花びらを型取ったいちごを浮かせた甘酒です。



前菜は「ひな壇オードブル」です。中央にはグリーンピースのムースでお内裏様、蒸した長芋と梅干しを混ぜ合わせたお団子でお雛様をイメージしました。
甘さひかえめに仕上げたひしもちは抹茶や紅麹で色付けしました。
右側には、古くから春を告げる野菜と言われる三つ葉をカニカマとゆずごしょうポン酢で和えました。
鴨肉のピンチョスにはジューシーな甘いみかんをはさみました。
左側はつぼみ菜やそら豆、エビなど天ぷらです。その他に、くず粉で桃の花をイメージしたそうめん、ターメリックで黄色に色付けしライスペーパーでお花を表現して、どちらもパリパリとした食感で楽しんでいただきました。



メイン料理は福岡県産の牛肉のステーキをわさびの効いた春菊ソースと酸味と甘味が絶妙なオレンジソースの2種類で召し上がっていただきました。付け合わせは新玉ねぎやうるいなど春の野菜をソテーしました。


お魚料理はマッシュポテトと鯛の切り身をミルフィーユし、焼いたものをアスパラで巻いて春らしく仕上げました。ソースは香りのよいピリッとした山椒のソースです。

サラダは小倉産の大葉春菊を金柑ドレッシングで、手作りのたまご豆腐はゆかりあんかけで召し上がっていただきました。



ごはんは甘味にメープルシロップを使用しコクを出した酢飯に、甘く煮た椎茸や酢漬けした新生姜を混ぜたちらし寿司です。
くるり大根や人参、レンコンなどを飾り、目でも楽しんでいただきました。
お汁は手作りのエビしんじょうのすまし汁です。ほのかにピンク色で可愛らしくできました。



デザートは桜あんを混ぜたヨーグルト豆乳クリームを使用したあまおういちごロールケーキです。桜の香りが広がります。
抹茶ケーキはお豆腐とヨーグルトで作りました。抹茶ケーキの下には大豆粉クッキーを敷き、香ばしさがケーキとよく合います。全てバターや生クリームを使用せず、さっぱりヘルシーに仕上げてます。
グラスにはカリッとした食感の手まりふのあられを入れました。

お夜食には紅麹で色付けをした皮で、桜あんを巻いた関東風さくら餅をお出ししました。



患者様にはお子様の足型を記念にプレゼントいたしました。
お子様の健やかな成長を願い、楽しいひと時を過ごしていただき嬉しく思います。

キッチン キャップ 田邉富貴子


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