母子健康手帳

こんにちは、看護師の中野です。
朝晩がめっきり寒くなって来ました。
もはや、涼しいを通り越して寒いですし、途端に空気も乾燥して来ました。
引き続きインフルエンザとコロナウィルスには気をつけて行きたいですね。

さて、みなさんはご自分の母子手帳を見たことがありますか?

私の母子手帳のお話は随分前にこのブログでさせていただきましたが先日、夫の母子手帳が実家で見つかりました。
面白いことに私は小倉北区、夫は苅田町で出生していますが、全く同じデザインです。
夫の母子手帳は随分ボロボロになってになっていますが、私のはカバーがかかっているので58年前の物としては比較的きれいだと思います。

私の母は妊婦健診を出産まで一度しか受けていませんでしたが、夫の母は5ヶ月から毎月一度、健診を受けている記録が残っていました。

また、出生時の頭囲が私と夫は同じだったこと、夫の出生時の体重が3530gで私と30gしか変わらなかったこと、インフルエンザのワクチンをきちんと接種していたことなど、産前産後の様子が諸々記載されていました。

夫の母が健在だったころ、夫の出生体重は「3800gだった、大きな赤ちゃんだった」と聞いていて、生まれた時からデカかったんだ…と感心していましたが、人の記憶は曖昧ですね、やはり記憶より記録です(笑)

色の変わったページをめくりながら、それぞれの母の気持ちに触れたようで嬉しくもあり、寂しくもあり涙がポロリとこぼれ落ちました。
「お母さん、元気に生んでくれてありがとう!」

看護師　師長　中野