読者の秋

こんにちは、看護師の中野です。
私の大好きな秋が駆け足でやってきたかと思うと駆け足で通り過ぎて行こうとしています。
夏がまだ終わってないような…冬が慌てて来たような…なんだか変な気候です。
皆様、体調を崩されないようにお過ごしください。

食欲、スポーツ、読書。

皆様はどのような秋を満喫されていますか?
当院のスタッフは食欲の秋が盛んなようで…(笑)
美味しいものには目がないのは皆、同じですが私は読者の秋を楽しませていただいてます。

私の誕生日が読書週間の始まりということを恥ずかしながら最近知ったのですが、子どもの頃から読書が好きでした。
コロナ禍で家で過ごす時間が増えたので本を手に取る時間も増えました。
今年になって読んだ本(雑誌もありますが)をざっと数えたら37冊ありました。
本当はもっとあります。

どれもいい本でしたが中でも「どんな咬み犬でもしあわせになれる」が一番良かったです。

この本には鉄工所を経営していた男性がたまたま知人の噛み癖のある犬を預かって、噛まない犬にしたことをきっかけに、問題を抱えている保護犬を一般家庭に譲渡できるようにしつけをしていき、最終的には鉄工所の経営を引退し動物保護活動やドッグトレーナーとして活躍するまでの色々なエピソードが書かれています。

犬に対して待ちの姿勢をとること、犬の気持ちにとことん寄り添っていること等が犬との信頼関係を築く大きな要因になっており、「大事なことは人も犬もあまり変わらないんだな…」とふと思いました。

本は本当にたくさんの事を教えてくれます。これから年齢を重ねながら深みのある人になれるよう、頭を柔らかくしてたくさんの事を吸収していけたらいいなと思いました。

看護師　師長　中野