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自分の本

2021年01月26日 スタッフ

冬の季節の最後の節気となる大寒が過ぎ、一年中で最も寒さが厳しくなる季節。

この時期の水は雑菌が少なく体に良いとされ、中でも寒の入りから9日目に汲んだ寒九の水は薬にもなるといわれるほど良質な為、酒造りにおいて最高の酒が出来ると言われているそうです。

昔、酒蔵はとても神聖な場所でお酒を醸すための神様が祭られていて、お米を蒸すための火の神様。
井戸にある水の神様。
お酒を販売する商売の神様。
お稲荷様と4つの神様を祭っていたそうです。

普段は入る事が出来ない酒蔵。
終息し、元の生活が戻った時には一度行ってみたいなと思っています。

1年前には想像もしなかった現状。
こんな時だからこそ、日々考えたり感じる事を記録したいと思うようになり、以前から気になっていた「文庫本」を手にしました。



見た目や中の紙質、扉や奥付まで文庫本と同じ仕様。
そして著者は空欄になっており、文庫本の中身は日付と曜日しか入っていません。
この本は、内容を自身が書いて作り上げる世界に一冊だけの「自分の本」なのです。
著者の欄が空欄なのは自分の名前を書き込むようになっているから。
勿論日記や手帳、家計簿代わりとして使用しても良いかと思います。

記憶は何れ薄れてしまいますが、記録はいつまでも残り何度も見返す事が出来ます。
2021年の終わる頃には、どんな「自分の本」が完成しているのか。
今からとても楽しみです。

アメニティ 馬場


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