Diary title
線と影の魅力
2020年04月04日 スタッフ風が心地よい季節となり、各地で花便りが聞かれるようになりましたね。
二十四節気の5番目にあたる「清明」は、その字が表す通り「全ての物が清らかで生き生きとする頃」という意味を表しています。
草木の芽生え等、明るく生命力の溢れる清らかな季節。
大空を飛翔するツバメに春の訪れを感じます。
新年度がスタートし、新しい事を始められた方、過去にやっていた事を再度始めようと思いの方。
今回ご紹介させて頂くのは、私が再度始めた【切り絵】です。
子供の頃、半分に折った紙を切って遊んだ事がある方もいらっしゃるかと思います。
切り絵は、世界中で古くから親しまれている伝統工芸。
中国の切り絵【剪紙(せんし)】の歴史は古く1000年以上も遡り、6~8世紀頃に仏教の伝来と共に日本に伝わって来たと言われています。
図案に漢字などを用いる事が多く、繁栄や幸福など吉祥を願う意味が込められているそうです。
メキシコの切り絵【パペルピカド】
ガーランドとしてお祭りやイベント時にパペルピカドのフラッグが町中を飾るそうです。
ポーランドの切り絵【Wycinanki(ヴィチナンキ)】の歴史は、18世紀頃に牛の皮を切り取って明かりとりをしたのがポーランドの切り絵の始まりでは無いかと言われています。
1枚の紙をカッターで切り抜いて創作するとてもシンプルな絵画技法。
描く絵とはまた違った魅力があり、「線と影」で表現されているコントラストが「切り絵」の最大の魅力だと思います。
「切り絵」には自律神経を整える働きがあるそうで、切り絵をする前がどんな状態だったとしても、自律神経のバランスが理想に近い形に収束してくるそうです。
春は身の回りの環境が変わり、日々新しい事に挑戦しなければいけない事もあるかと思います。
この春、自宅でも出来る趣味を見付けてみては如何でしょうか?
アメニティ 馬場
Other diaries
その外のおはなしも、是非お読みください。
Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。