12歳の旅立ち
2010年05月07日 マネージャー
今春中学1年生になった息子は鹿児島の学校に進学し、12歳で我が家を出て寮生活をすることになりました。
息子は背の高さでは168cmの私を既に追い越しており、本当に12歳?って言われる程大きくなりましたが、図体は大きくても中身はやっぱり12歳。
親としてこれから思春期を迎える息子の傍に居てやらなくていいのか、正直本当に思い悩みました。が、息子はあっさり「僕は行くよ。」と。
まだまだ子供だと思っていましたが、私が思っているより成長していました。
旅立つ日が近づくにつれ、親の私の方が寂しい気持ちでいっぱいになりオロオロしているようでした。
4月3日が入寮式、4月4日が入学式でした。
院長は相変わらずクリニックを空ける事ができませんので留守番、私と高校1年生の娘が式に出席しました。
息子を一人鹿児島に置いて帰る時、車の中でさすがに涙が止まりませんでした。
寮の先生から入学して2週間は里心がつくから親からの電話はだめと言われていました。
一緒に入学した知り合いの方は息子さんからちょこちょこ電話があると言うのに、うちの息子は全く連絡なし。
いったいどうしているの?と、やきもきしていましたが、2週間以上たってやっとかかってきた電話が「お母さん、僕の野球のグローブ送って。」、それだけ?ほかに話すことはないの?と言うと「じゃあ、バットも送って。」と。
あららら、そういうことではないでしょ、と思いつつなんだかいつもの彼らしくて安心したものでした。
待ちに待ったこのゴールデンウイーク、息子は帰ってきました。
寮は8人部屋で中1から中3まで各学年の生徒が2~3人ずついるようです。
息子はなんとか先輩方とも上手くやっているようで安心しました。
また一段と体はたくましくなったように感じました。
休みの間、息子の帰りを聞きつけた小学校時代の友達が続々と家に遊びに来てくれて、私も嬉しかったです。
これからも友達を大切にして、いろんな経験を積んで人間的にも大きく成長してほしいと思いました。 (マネージャー 道岡弥生)
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