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郷土料理 鶏飯
2022年05月01日 マネージャーそよ風が心地よい季節となりました。
我が家の庭の芍薬もつぼみが沢山ついています。
連休中には咲きそうです。
さて、当院でお出ししているお料理の中に郷土料理がいくつかあります。
その中でも鶏飯は鹿児島県の奄美大島の郷土料理です。
「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理であります。
かつて、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人たちの威圧的な態度を少しでも和らげるためにつくられたのがはじまりだといわれています。
当時、非常に貴重なものであった鶏を余すことなく使ってつくった「鶏飯」で役人たちをもてなしたそうです。
また、このころはまだスープをかける風習はなく、鶏の炊き込みごはん風にして食べていたようです。
昭和に入ってから鶏ガラのスープをかけて食べるアレンジが浸透し、いまではそれが一般的となっているそうです。
なぜ?当院でお出しするようになったか・・ですが、我が家の息子が鹿児島の中高一貫校に通っておりました。
学校行事や保護者会等でよく鹿児島に行って、その時泊まったホテルの朝食バイキングに必ずこの“鶏飯”がありました。
鶏飯の作り方(盛り方)が書いてあり、パパイヤの味噌漬けやみかんの皮はありませんでしたが、そのかわりにたくあんが置いてありました。
たくあんがいいアクセントになってとても美味しいのです。
食べやすかったのと、本当に美味しかったので是非当院の食事に入れようと思ったのです。
また、鹿児島はさつま揚げも有名です。鹿児島のさつま揚げは甘めです。
和朝食に手作りのさつま揚げをお出ししております。
美味しいな・・と思うものを取り入れていっております。
宮崎県の冷や汁や山口県川棚のかわらそばも郷土料理です。
色々なところの郷土料理を取り入れると、都市伝説のようなお話が出てきて、院長が奄美の出身では?と疑問を持たれた方がおられたようで・・
確かに「道岡」という名前は全国でも少なく、鹿児島、広島が多いようです。
また、先生もどちらかというと南方系の顔立ちなので、そういった誤解があるようです。
先生は生まれも育ちも広島県広島市出身です。私は山口県周南市出身で、鹿児島県とのご縁は息子がたまたま学校に通ったということです。
ただ、娘が4歳、息子が1歳の時に家族旅行で指宿に行ったときに『秀水園』という旅館に泊まったことがあります。
息子が小学6年の夏に鹿児島の学校を受験したいと言って、学校を観に行った時に、足を延ばして指宿の『秀水園』にまた泊まりました。(先生はお留守番でした)
11年ぶりに行ったのですが、仲居さんから「以前もお泊りいただいたようで・・」と声をかけられすごくビックリしたのを今でも覚えています。さすが・・と思いました。
鹿児島とは何か縁があるのかもしれません。
息子が卒業以来鹿児島には行っていませんが、コロナが収束したらまた行きたいです。
マネージャー 道岡弥生
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