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災害時の備え

2020年09月08日 マネージャー

皆様、昨日の台風は大丈夫だったでしょうか?
当院では風は強かったですが、被害もなくホッとしております。
被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。

台風10号ですが、気象庁より再三「今までに経験したことのない台風」「伊勢湾台風」よりひどい、一昨年の大阪を直撃した台風より強いなど、言われていましたので、当院でも万全を期すため、あらゆる想定をしました。

一番心配だったのは、停電です。

停電でもすぐに復旧するのなら大丈夫ですが、復旧に時間がかかると医療機器が使用できなくなります。
お産の時、赤ちゃんが元気かどうか確認するモニターなどが使用できなくなると困るため、発電機を準備しました。

この発電機も東日本大震災の教訓で購入したものですが、日頃使用しないため、動作確認をするのに手間取りました。
いざ、という時のため点検は怠ってはいけないと再度認識しました。

台風10号は明け方3時から6時が福岡県へ最接近時刻ということだったので、当院はお産があったり、入院患者様がおられるので、停電があった時の対応や、朝ごはんの準備ができなくなっては困ります。

中野師長と田邉キッチンキャップをはじめ、私を含めた総勢5名のスタッフが院内に泊まり込み、あらゆる事態に備えました。(院長は当然宿直しており、通常夜勤者もおります)
私も開業して17年経ちますが、泊まり込みは初めての経験です。


写真は、21時半待機するために集まった時のものです。中野師長さんヘルメットと長靴持参で準備万端です


結構な風が吹いていましたが、鉄筋コンクリートの建物はびくともせず、2階にいると
それさえも感じないときもありました。頑丈に造っていただいています。

日勤のスタッフも風の状況を観つつ、順次出勤してくれて、無事難なく通り過ぎました。

本当に停電がなくて良かったです。嵐の中、発電機を動かすのは至難のわざです。
この発電機は地震を想定していたので、台風による被害は想定外でした。火災もそうですが、自然災害に対するシミュレーションも大切だと感じました。

まだまだ、台風シーズンは続きます。今回10号でしたね。何号までくるかな?

今回の台風で、金曜日くらいからスーパーには人が多く、夕方には物がなくなったと聞きます。
また、懐中電灯や電池、養生テープ、ガムテープなども品物がなくなったとか。
日頃より意識して揃えておきたいですね。

新型コロナウイルスの始まりもそうでしたが、マスクやハンドソープ、消毒剤なども
ある程度常備しておきましょう。慌てなくて済みます。

備えあれば憂いなし。準備を怠らないようにしましょうね。

マネージャー 道岡弥生


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