4月1日生まれ

3月31日、今日で3月も終わりです。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る・・と言われますが、よく言ったものです。
あっという間に2012年も3か月が過ぎていきます。
今年はいつまでも寒く、桜の開花が遅いですね。
でもここ2,3日少し暖かいのでぼちぼち開花してきています。
志井川沿いの桜も満開になるのも近いかな・・

さて、以前閏年の2月29日のことをお話ししたのですが、今回は4月1日生まれのことをお話しいたします。

(写真は志井川沿いの桜です。開花してきています3月31日撮影)

この時期3月に生まれるのか、4月に生まれるのかで学年が変わってしまうのでご家族でもいろいろな思惑があるようです。
とかく4月1日生まれは学年の最後になるのでとても気にされる方が多いです。

なぜ4月1日生まれが学年の最後になるかご存知でしょうか?
就学に関しては学校教育法(S22年法律第26号)に定められいます。

満6歳に達した翌日以後における最初の学年の初めからが就学の義務があります。
では満6歳はいつなったのでしょうか?

年齢は以前にもお話をした「年齢計算二関スル法律」により生まれた日を第1日目として年齢を計算し、誕生日の前日深夜12時を以って年齢を加算する。
よって、4月1日生まれは3月31日に満6歳になり翌日以後における最初の学年の4月1日から小学校に就学することになるというわけです。

4月1日生まれは学年の最後になるので何かと年齢が低いときは発達の違いが出てくることは否めません。
しかし、実際は個々の個性によって違ってくるのですから過剰に心配することはないのではないかと思われます。

よく当院の院長は「元巨人軍の桑田真澄選手は4月1日生まれで、4月2日に生まれていたらPLの桑田、清原の黄金コンビは学年が違うので生まれなかった」・・と言います。

人の運命はどこで変わるかわかりません。
1日違ったら全く違った人生になるかもしれませんよ・・

　　　　　　　　　　　　　(マネージャー　道岡　弥生)