みちおかごはん 『大葉のジェノベーゼ』
2014年09月08日 キッチン
こんにちは。
今年の夏は雨が多く、晴れ間のない日々でしたね。まだ9月ですが、比較的に過ごしやすい気温になり、朝晩は少し寒いぐらいです。
厨房から聞こえる虫の音は、セミの音から鈴虫の音に変わり、秋をしみじみと感じます。
さて、今回のみちおかごはんは、当院でもお出ししている大葉の手作りジェノベーゼパスタを紹介します。
[材料]
大葉 10g
パルメザン 6g
EVオイル 48g
めんつゆ 5.5g
白味噌 9g
濃口醤油 6g
アンチョビ 1枚
にんにく 少々
上記の材料をミキサーにいれて回すだけで、簡単に大葉のジェノベーゼができます。このソースを基本にパスタに和えたり、魚のソースにしたり、ドレッシングにしてサラダにかけて食べても美味しいですよ。
また大葉はとくにβカロテンが多く、全野菜の中でもトップクラスなのです。
βカロテンは免疫を高める効果があり、抗酸化作用があるといわれています。つまりアンチエイジング効果があるという事です。
また鉄分と、その吸収を助けるビタミンCがバランスよく含まれているので、貧血予防になり、妊婦さんと授乳婦さんにはもってこいの食材です。
大葉のあの爽やかな香りですが、その芳香はペリアルデヒドというもので、防腐抗菌作用を持っています。
生魚にあたる事を防ぐ効果があるので、よく刺身と一緒につまで添えられていますよね。
また、この香りは胃液分泌を促すので、食欲増進につながります。
普段添えられている事の多い大葉ですが、今回紹介したレシピのようにたっぷりと使って、メインにもってきてはいかがでしょうか。
大葉は周年出回っていますが、旬は5月~8月で、そろそろ食べおさめです。
最後に旬の美味しい大葉でジェノベーゼを作ってみてはいかがでしょうか。
2週間までなら冷蔵庫で保存も可能です。
(キッチン 管理栄養士 星子逸美)
Other diaries
その外のおはなしも、是非お読みください。
Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。