春のトマト
2014年04月15日 キッチン木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりました。皆様いかがお過ごしですか。
寒暖差の激しい日が続いています。体調管理に気をつけてくださいね。
さて今回はトマトのご紹介です。
トマトの旬は夏と言われていますが、実は春もトマトのおいしい季節です。
トマトの原産地は、南米アンデスの山岳地帯、雨量の少ない乾燥した地域で朝晩の寒暖差が大きい地に育ちます。
実は日本の高温多湿の夏よりも、今の季節の方がおいしさが濃縮され甘いトマトが食べられます。
今回はトマトを煮て作ったピュレを使いスープとサウザンドレッシングを作りました。
ピュレの作り方:トマトをくし形に切り、鍋に入れ、くたくたに煮こみ濾します。
もう一度鍋に入れ少し煮詰めます。
スープは上記のピュレに水と塩と煮切り酢(酢を火にかけアルコールを飛ばし旨味を濃縮させたもの)を入れて少し煮たて、盛り付けの時に旬のお野菜を添えて完成です。
ドレッシングの作り方:トマトのピュレ大さじ4にバナナ1/2本、玉葱1/4個、人参1/5本、セロリ1cmをミキサーにかけ、オリーブ油大さじ4、白ワインビネガー大さじ4、塩コショウ少々を合わせて作りました。
バナナを入れることによりフルーティーな仕上がりなります。
とてもおいしいのでトマトが苦手なお子様にも試してみてはいかがでしょうか。
トマトは低カロリーで様々な栄養成分の有る健康野菜と言われ、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化防止のビタミンE、塩分の排出を促すカリウム、腸内環境を整える食物繊維などバランスよく含んでいます。
さらに注目されているリコピンと呼ばれる栄養素を多量に含んでおり、その抗酸化作用で老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病の予防に効果があると言われています。
トマトが益々おいしくなるこの季節、色々なトマト料理で食卓を飾ってみてはいかがでしょうか。
(キッチン 管理栄養士 増田 百里枝)
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