冷奴

紫陽花の咲く時期になりました。昔に比べ多くの色の紫陽花を楽しむことができます。
さて、今回は夏にぴったりの冷奴をご紹介します。

豆腐の原料となる大豆は良質なたんぱく質を多く含み栄養価の高い食品です。たんぱく質のほかにミネラル、ビタミンが含まれます。また、豆腐はカロリーが低く、健康食品として使われています。
大豆はあまり消化のよくないものとされていますが、豆腐にすると約92～98%が消化吸収されています。
夏バテで食欲の落ちた時にぴったりの食材です。
そこで、食欲がなくてもスルッと食べられる冷奴の上にのせる具を3種類ご紹介します。

写真左側は味噌と大葉のみじん切りを混ぜたものです。
香りの良い大葉は食欲増進・消化を助けてくれます。

続いて真中はおろし大根となめたけをかけた冷奴です。
こちらはさっぱりとしています。

最後に葱塩冷奴です。ネギを塩とごま油で和えています。
ネギに含まれるカロテンは風邪を予防する効果があります。

暑い夏、火を使わず簡単に出来る冷奴。いろいろな具を乗せて楽しんでみてはいかがでしょうか。

(キッチン 栄養士 田邉富貴子)