みちおかごはん「さつまいも」
2018年10月22日 キッチン
秋も深まり、木々の葉も鮮やかに色づき始めました。朝晩は冷えこむので風邪には十分にお気をつけ下さい。
さて、今回は「さつまいも」をご紹介します。さつまいもには風邪の予防や疲労回復、肌荒れなのに効果があるビタミンCを多く含みます。さつまいもの場合は加熱してもデンプンに守られているのでビタミンCが壊れにくくなっています。
生のさつまいもを切ると断面から白いミルク状の液体がにじみ出てきます。この白い液体がヤラピンと言う成分で、便秘の改善にとても効果があります。そのほかにもカリウムも豊富でむくみの解消に効果です。
最近では店頭に、色々な種類のさつまいもが並んでいます。鳴門金時などが有名ですが安納芋の登場でさつまいもブームが到来し、いろいろな品種が出ています。
さつまいもらしい味わいで、ほくほくしているいる「鳴門金時」や「紅あずま」は天ぷらや煮物などに。しっとり甘くなめらかで従来のホクホク感のある「紅はるか」は焼き芋やスイートポテトに。糖度が高く水分も多めの「安納芋」は焼き芋に。濃厚な甘みでスッキリした味わいの「シルクスイート」は焼き芋など。料理によって品種を使い分けるとより一層さつまいもの美味しさを味わえます。
さつまいものまるごとグラタン
(材料)
さつまいも・・約150g
玉ねぎ・・4分の1個
ベーコン・・2枚
豆乳・・200cc
(作り方)
①さつまいもはラップをし600wで6分かける。
②火が通ったら半分に切り、中身をくりぬく。
くりぬいたさつまいもは潰しておく。
③フライパンにスライスした玉ねぎとベーコンを炒め小麦粉を小さじ1を加えよく炒める。
④豆乳で伸ばし、潰したさつまいもとよく混ぜあわせる。
⑤くり抜いたさつまいもに詰めなおす。上にチーズをのせオーブントースターで色がつくまで焼く。
さつまいものレモン煮
(材料)
さつまいも・・1本
砂糖・・大さじ3
レモン汁・・大さじ2
(作り方)
①さつまいもは1センチ幅の輪切りにし、固めに茹でる。
②鍋に砂糖、レモン汁を入れる。茹でたさつまいもを入れて煮る。
グラタンは鳴門金時で、レモン煮はシルクスイートで作るのがおススメです。是非、さつまいも食べ比べてお気に入りの品種を見つけてみてはいかがでしょうか。
(キッチン キャップ 田邉富貴子)
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