みちおかごはん 「甘夏」
2017年04月20日 キッチン
桜の花は散り、葉桜の緑が鮮やかになる頃となりました。厨房には新しいスタッフも加わり、私も先輩として気を引き締め、一緒に頑張って行きたいと思っています。
店頭には、今が旬でビタミンカラー豊富な柑橘類がたくさん並んでいます。その中で今回は甘夏をご紹介致します。
みかんやオレンジに比べて酸味が強いイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
甘夏には、ビタミンCが豊富に含まれている上に、クエン酸も多く含まれています。
ビタミンCは、免疫力アップに、クエン酸は疲労回復に大きな効果を発揮します。
またカリウムも含まれることから、血圧を下げたり、腎臓の働きを助けて利尿効果を高め、むくみとりにも効果が期待できます。
柑橘類には、妊娠中の体に効果的な成分がたくさん含まれているので、是非妊娠中の食生活に取り入れたい果物です。
今回はそんな甘夏を使って出来るスイーツをご紹介します。
『甘夏ゼリー』
(材料)
・甘夏の実 1個分
・甘夏果汁 100cc
・ゼラチン 3.5g
・水 15cc
・ガムシロップ 10cc
(作り方)
①水をゼラチンにいれ5分ほどふやかす
②甘夏の果肉を食べやすい大きさにほぐしておく
③甘夏果汁とガムシロップを入れたものを火にかけ、ゼラチンをよく溶かす
④③のものが冷めたら、ほぐしておいた実と合わせ冷蔵にいれ固める
⑤固まったらスプーンで混ぜるようにし、器に盛る
甘夏の皮は厚くしっかりとしているので、カゴに見立てて器を作ってみました。
『甘夏ケーキ』
(材料)
・卵 2個
・砂糖 100g
・小麦粉 100g
・片栗粉 大さじ2
・ベーキングパウダー 大さじ2
・サラダ油 100g
・甘夏果汁 30cc
・甘夏の皮 4分の1個分
(作り方)
①卵に砂糖を少しずついれ、よく混ぜる
②小麦粉、片栗粉、ベーキングパウダーを合わせて、それを、①に奮って入れる。
③甘夏果汁と皮を細かくみじん切りにしたものを②に混ぜ合わせる
④サラダ油を少しずつ入れる
⑤180℃のオーブンで30分焼く
こちらのケーキは、バターや生クリームを使わずにヘルシーに作れるケーキです。
また、この他にも甘夏の果肉を絞って、ドレッシングや、マリネ、酢の物などの隠し味に。
マーマレードのジャムなどいかがでしょうか。
(キッチン 栄養士 酒田 茉未)
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