みちおかごはん「鮭」

11月に入り、ひらひらと舞い落ちてくる葉を見て秋も終わり冬がやってくるのだなと実感しますね。
各地で紅葉がピークを迎えており、今年こそは家族や友人と美しい紅葉を見ながらお弁当を食べたいと考えています。
さて、今回は秋の味覚を代表する魚"鮭"を使った料理をご紹介致します。
旬の魚は栄養価が高く、スーパーなどでも手に入りやすくなっています。

鮭の赤い身の色が特徴的ですが、その色はアスタキチンサンという名前の色素が多く含まれているからです。
アスタキチンサンは女性に嬉しい美肌効果をはじめ、発がん予防や糖尿病の予防、眼精疲労の解消、免疫力強化に効果があるとされているため、風邪を引きやすいこの季節にしっかり摂りたい栄養素の1つです。
魚に酒をふることで魚の生臭さを消すことができますので、魚嫌いなお子様がいる方は是非試してみて下さい。

<鮭の炊き込みご飯>
米 2合
鮭 70g(一切れ)
酒 大さじ1
しめじ 1パック
グリンピース 10g
薄口 大さじ2
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
だし昆布 1枚
①米はといでおく。
②鮭に酒をふり5?10分おく。
③①に薄口、酒、塩を先に入れ、その次にメモリの少し下まで水を入れ、しめじ、鮭を入れ炊く。
④出来上がったらグリンピースを入れ混ぜる。
<鮭の味噌汁>2人分
鮭 70g(一切れ)
里芋 80g
生椎茸 1枚
人参 30g?
だし 400cc
小ねぎ 少々
味噌 大さじ2
①だしをとる。
②鮭に酒をふり5?10分おく。
③椎茸は4等分、人参と里芋はいちょう切りにする。
④鍋にだしを沸かし、一口大に切った鮭と③を入れ煮る。
⑤味噌をとき、小ねぎを散らす。
インフルエンザが流行っているので、体を温め、風邪予防をしっかりしましょう。

(キッチン 栄養士 田村美紅)