みちおかごはん「ナス」

立秋とは名ばかりの暑さが続いていますね、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は今が旬の「ナス」を使った料理のご紹介です
ナスが旬になるのは7月から9月で、今現在が最も旬なお野菜です。

九州では福岡県と熊本県が主要産地で、九州のナスは長く育ち北に行けば北に行くほど丸くコロンとしたナスが育つという面白い特徴があります。
しかし味や性質にはほとんど変わりはないそうです。

また、切り方によって食感が変わってくる「ナス」
旬のはじめは水分が多く軟らかいので線維に沿って縦切りに、旬の終わりごろには水分が減って皮が硬くなるため輪切りに切って料理にすると、その時期に合った美味しいナス料理を作ることが出来ます。

また、ナスは低温に弱く暑さに強いため冷蔵庫保存には向いていません。
ナスを買った場合は常温で保存しておくのがお勧めです。

さて今回はナスを使った料理を2品作ってみました。
ひとつは線維に沿ってナスを細切りにし片栗粉をまぶして茹でた「ナスのそうめん風」味は、ご家庭に有るめんつゆと梅干しをたたいてからめるだけの簡単料理、暑くて食欲が無くなる季節にピッタリの爽やかな料理です。

もうひとつは「ナスのピリ辛甘酢漬け」
厚めに半月切りしたナスを少し多めの油を熱したフライパンで焼き、
ピリ辛に調味した甘酢に漬けるだけです。
ピリ辛の甘酢でこの時期に丁度良い仕上がりになりました。
調理の仕方によって全く異なる美味しさをもつ「ナス」

皆様の食卓にも是非とりいれてみてください。

(キッチン　大森　雪子)