イチジク

残暑厳しい今日この頃ですが、耳を澄ますと虫の音も聞こえ始め、少し秋を感じる時期になりました。

さて、今回は旬のイチジクをご紹介します。
イチジクは花が見られないことから「無花果」と書きます。
実際には果実の内側にたくさんの小さな花を咲かせるので外側からは見えにくくなっています。
イチジクはペクチンやカリウムを多く含み、コレステロールの吸収を抑え高血圧を防ぎ、胃腸に優しく夏バテに効果があります。

イチジクはデザートとしてよく食べますが、少し工夫をしてサラダやお肉のソースとしても楽しめます。

サラダとして使用するときは、塩麹(小さじ1)、オレンジジュース(大さじ2)、ハチミツ(小さじ1)のドレッシングがおすすめです。

お肉のソースはイチジクジャム(大さじ1)に醤油(小さじ1)を加えお好みで、だしで伸ばします。
豚肉以外にお魚などにも合うソースになっています。
少し手を加えてイチジク料理を試されてはいかがでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(キッチン　栄養士　田邉富貴子)