秋の味　“きのこご飯”

残暑もやわらぎ、すっかり秋めいてきました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋ですね。
写真は夕食でお出ししています、“きのこご飯”です。
椎茸、シメジ、エリンギなどのきのこをだし汁で煮、別にだし汁をきかせて炊いたご飯とあわせています。

飾りも栗や銀杏、稲穂で秋を表現しています。
『匂い松茸、味しめじ』といわれるくらいですから、きのこの風味のよい秋らしい一品です。(松茸は土瓶蒸しでお出ししています) 　きのこにはビタミンB、ナイアシン、カルシウムなどを含みますが、食材の価値としては、香りや味、歯ごたえ、舌ざわりの食感にあるのでダイエットに効果的です。

良いきのこの選び方は、生椎茸は、色つやがよくかさが肉厚で裏が白っぽいもの、ナメコは大粒でかさが開ききっていないもの、舞茸は全体にハリがあり形が整っているもの、エノキは弾力があり白っぽいものを選ぶとよいです。
しかし傷みやすい食材ですので、ポリ袋にいれ冷蔵庫に保管し、なるべく早目に使いきるようお気を付けください。(キッチンチーフ　栄養士　近藤佳子)