みちおかごはん『令和元年　端午の節句』

今年のゴールデンウィークは、例年になく長いお休みでした。後半は、お天気にも恵まれ行楽日和となり、こいのぼりが爽やかな風に乗り、元気いっぱい泳いでいる光景を目にすることができました。　
元号が新しくなり、祝賀ムードの中、五月五日、当院では夕食時、令和元年端午の節句特別ディナーをお出し致しました。
子供達の健やかな成長を願いつつ、旬の食材をお楽しみ頂きました。
メニューをご紹介させていただきます。

国産レモンを使ったノンアルコールカクテルで始まり、オードブルは、海老のテリーヌで金太郎を型どったものをメインに、れんこんの矢羽根、菖蒲の花寒天を添えました。
手作りの餃子の皮で、兜とこいのぼりを作り、相性の良い筍とわかめは、八方だしに漬けて巻きました。
サラダは、紫玉ねぎを甘酢に漬けたものを甘夏と共に盛りつけています。
メイン料理の牛肉のステーキは、わさび、オレンジ、グリーンピースの三種のソースで。お魚料理は、真鯛のソテーを木の芽味噌ソースで、お召し上がりいただきました。
一品は、かつおのたたきで、ごはんは、金太郎寿司です。髪は海苔の佃煮、胴体は人参ごはんです。
小芋のくま、まさかりは、人参とかまぼこで作りました。
汁物はよもぎのすり身汁です。

食後のデザートのケーキは、小豆の浮島に黒豆豆乳クリームを塗り、クラッカーやクッキーで戦国武将の兜を作りました。患者様に、かぶとを選んでいただき、デザートプレートに、濃縮とまとのアイスをこいのぼりクレープにつつんだものを添えて、お召し上がりいただきました。
入院患者様には、記念にお子様の足形色紙をお渡し致しました。
特別ディナーに、皆様楽しんでいただけたご様子でした。
今後も季節に応じた行事食がありますが、真摯に取り組んでいきます。

(キッチン 宮島敦子)