みちおかごはん「春菊」
2018年12月04日 キッチン
12月に入り2018年も残り1ヶ月となりました。
小倉の中心部ではクリスマスのイルミネーションが輝き、人々で賑わっています。
12月は楽しい行事が目白押しで、美味しい物の食べ過ぎや飲み過ぎに注意ですね。
今回は春菊についてご紹介したいと思います。
春の菊と書きますが旬は11月から3月です。
春に菊のような花を咲かせるから春菊と呼ばれているそうです。
鍋に入れることが多いですので冬に食べるイメージが強いのではないでしょうか?
実は春菊には種類があり、よく見る春菊(小葉春菊)は葉にギザギザの切り込みがありますが、北九州は主に小倉南区で生産されている大葉春菊(ローマ)は切り込みが少なく、名の通り葉が大きな種類です。
こちらは春菊特有の苦味やにおいが少なくやわらかいため、春菊が苦手な方でも食べやすいと思います。
春菊はビタミンやミネラルがとても豊富で、体細胞を丈夫にするβカロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。
今回は生で食べても美味しい大葉春菊のホットサラダと春菊団子をご紹介します。
この冬はぜひ地元産の大葉春菊を食卓に取り入れてみてくださいね。
〈大葉春菊のホットサラダ〉
大葉春菊 1束
ミニトマト 2つ
豆腐
れんこん
ちりめんじゃこ
ごま油 適量
しょうゆ、酢、みりん 各大さじ1
①春菊はよく洗い、食べやすい大きさに切る。
②ミニトマトは縦に4つ割り、豆腐は1cm角に切り、キッチンペーパーの上に乗せて水切りをする。れんこんは薄めのいちょう切りにしてサラダ油で焼く。
皿に春菊、ミニトマト、豆腐、れんこんを盛る。
④ごま油をフライパンで熱し、ちりめんじゃこをカリカリに炒める。
調味料を入れて温まったら②に回しかける。
〈春菊団子〉
春菊(大葉春菊でも小葉春菊でも美味しいです)30g
白玉粉 50g
小豆缶、きなこ お好みで
①春菊はたっぷりのお湯で茹で、水にとる。
軽く絞り、細かく刻む。
②白玉粉に①を加えてよくこねる。
水分が足りなければ水を加えて、
耳たぶくらいの硬さにする。
③まるめて真ん中をすこしつぶし、
たっぷりのお湯で茹で、浮き上がってきたら水にとる。
④お好みであずきやきな粉をかける。
年末に向けて人の流れが大きくなり、風邪やインフルエンザが流行する季節となりますが、
栄養のあるものをしっかり食べて元気に12月を過ごしましょう!
《キッチン 管理栄養士 石島 理恵子》
Other diaries
その外のおはなしも、是非お読みください。
Mission
みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています
「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。