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みちおかごはん「かぶ」

2017年12月19日 キッチン

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クリスマスや年末年始が近づき、お家の片付けなので慌ただしくなってきますね。それと同時に外食や家族で集まってご馳走を食べる機会も増えてくると思います。
そこで今回は、そんな疲れてくる胃腸を整えてくれる「かぶ」をご紹介します。かぶの根の部分にはアミラーゼという消化酵素が含まれ、弱った胃腸や食べ過ぎなどに効果的です。特に生で食べるのが良いですが、加熱をしても胃腸を温め、冷えによる腹痛などを予防してくれます。
また、かぶの葉は根の部分よりも栄養を豊富に含みます。風邪予防に良いとされるビタミンCや喉や肺などの呼吸器系を守る働きのあるビタミン Aも含まれます。その他にミネラルやカルシウム、鉄も含まれ骨の強化や貧血予防にも効果的です。

写真は寒い日にぴったりなカブのミルクスープとホットサラダです。
カブのミルクスープ
(材料)
かぶ1個
白菜3枚
水1カップ
牛乳2カップ
コンソメ2個
(作り方)
①かぶは皮をむき食べやすい大きさにカットする。白菜は3センチ幅に切る。
②鍋にかぶと水を入れ柔らかくなるまで火にかける。
③火が通ったら牛乳、コンソメ、白菜を入れて煮込む。
④白菜に火が通ったら出来上がり。
食べるときにコショウを振ると美味しいです。

かぶのホットサラダ
(材料)
かぶ1個
かぶの葉2分の1個
だし汁40g
黒酢30g
砂糖9g
塩3g
玉ねぎ30g
(作り方)
①かぶは皮をむき、くし形に切る。葉は5センチ長さに切る。
②フライパンにオリーブオイルを少量入れ、かぶに焦げ目がつくようにさっと炒める。色がついたら葉を加え軽く炒める。
③玉ねぎはすりおろしてレンジに1分かける。
④玉ねぎとその他の調味料を混ぜ合わせる。
⑤お皿に炒めたかぶを盛り、ドレッシングをかけて出来上がり。

油と炒めることでかぶのカルシウムの吸収率をアップすることもできます。
かぶを食べて体を温め、風邪を引かないようにして、年越しの準備をしましょう。
(キッチン 栄養士 キャップ 田邉富貴子)


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