みちおかごはん「レモン」
2019年05月27日 キッチン
先週に比べ暑い日が続き、我が家でもエアコンの掃除や扇風機などを出して暑さ対策の準備をしました。北海道では39.5度と最高気温を記録し驚きました。今年の夏はどうなるのだろうかと心配ですが、こまめな水分補給をして熱中症にならないよう気をつけましょう。
さて、暑くなってくるとさっぱりしたものが食べたくなる季節です。そこで今回は皮まで丸ごと使用した「レモン」をご紹介します。
レモン1個分で1日に必要なビタミンCが摂取できるとも言われ、免疫力の活性化に良いとされています。その他にも疲労回復に良いとされるクエン酸も含まれます。
今回注目したいのはレモンの皮です。皮にはビタミンC、カリウム、カルシウムが果汁の5〜10倍含まれると言われています。その中でもビタミンPと呼ばれるバイオフラボノイドが含まれ、体内からの毒素を排出し、免疫力を高める働きが期待されています。
レモンを皮ごと使用するときは、無農薬の国産レモンをお勧めします。外国産の多くはカビ防腐剤などを使用していることが多いです。
塩レモン
(材料)
レモン・・3個(約300g)
粗塩・・80g
(作り方)
①レモンはよく洗いキッチンペーパーでよく拭いておく。
②1個は2〜3mmの厚さの輪切りに、残りの2個はくし形に切る。
③切ったレモンをボウルに入れ粗塩を加えてもみ混ぜる。
④保存容器に移し、冷蔵庫で1週間程漬ける。時々取り出して混ぜる。
皮がしんなりしてとろみのある液が出てきたら完成。
にんじんと柑橘の塩レモンサラダ
(材料)
にんじん・・1本
お好みの柑橘・・2分の1個
オリーブオイル・・大さじ1
塩レモン液・・小さじ2
黒こしょう・・少々
(作り方)
①にんじんは千切りにする。柑橘は皮と薄皮をむいて一口大に切る。
②切ったにんじんと柑橘をオリーブオイル、塩レモン、黒こしょうで和える。
塩レモンの混ぜごはん
(材料)
ご飯・・200g
ささみ・・2本
きゅうり・・1本
青じそ・・5枚
A
酒、水・・各大さじ2
生姜(薄切り)・・1かけ
塩レモン(輪切り)・・2枚
B
塩レモン液・・小さじ1
ごま油・・小さじ1
C
塩レモン・・小さじ2分の1
塩レモンのいちょう切り・・12枚
(作り方)
①耐熱皿にささみを並べ、Aをからめてラップをし、電子レンジで4〜5分加熱する。そのまま冷まして細かくさく。ぎゅうは小口切りにし、Bをからめてかかるもんで水気を絞る。青じそは千切りにする。
②ご飯にCと①の具材も加え混ぜ合わせる。
レモネード
(材料)
レモン・・1個
グラニュー糖・・100g
(作り方)
①レモンはよく洗い、2〜3mmの輪切りしタネを取り除く。
②保存容器にレモン2〜3枚とグラニュー糖適量を交互に入れ、フタをして冷蔵庫で1〜2日おく。グラニュー糖が溶けたら出来上がり。
レモネードはお好みでお水や炭酸で割って飲んだり、ゼラチンを溶かしてゼリーにしたりして楽しめます。
塩レモンとレモネードはどちらも作って1週間程保存できます。いろいろな場面で使用できますので作ってみてはいかがでしょうか。
(キッチン キャップ 田邉富貴子)
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