みちおかごはん「大葉」

例年通りでしたら梅雨の真っ只中でしょうが
6月後半に入っても今年は未だ梅雨入りしていません。
天気予報が気になる毎日です。
これからの時期は食中毒が増える季節となりますので食品の取り扱いには気をつけていきましょう。

今回は大葉を使ったレシピについてご紹介します。
基本は一年中出回っている大葉ですが旬は6月から9月とされています。

大葉の特徴である香りはペリルアルデヒドという成分で、抗菌防腐作用があるとされています。
お刺身の下に添えられていたり、お弁当のおかずの仕切りに使われたりしていますが、彩りを添えるという役目だけではなく、食中毒予防にも一役かっているのですね。
これからの時期に活用していきましょう。

大葉といえば和食で使うイメージが強いと思いますが、日本のハーブと考えて洋食にも取り入れることもできます。
今回はパスタやブレッドに和風ハーブとして使ったレシピをご紹介します。

1品目は大葉のハーブブレッドです。
大葉を混ぜ込み焼いたブレッドは朝ごはんにもおやつにもぴったりです。

2品目は当院でお出ししている大葉のソースパスタです。
今期からの新メニューですが、すでに人気メニューの一つです。
大葉の香りの楽しめるソースでパスタはもちろんお魚にも合いますよ。
是非お試しください。

(大葉のハーブブレッド)
21cm×11cmのパウンド型1つ分

大葉 20枚
卵 2個
グラニュー糖 50g
サラダ油 100g
牛乳 120cc
薄力粉 250g
ベーキングパウダー小さじ2
塩 小さじ1/2
冷やご飯 100g

(準備)
オーブンは180度に予熱しておく。
パウンド型はオーブンシートをする。
薄力粉、ベーキングパウダー、塩は合わせてふるっておく。
(作り方)
1.大葉は千切りにしておく。
2.卵をホイッパーで溶きほぐし、グラニュー糖を加える。
ハンドミキサーで全体が白っぽくなるまで3分ほど混ぜる。
3.サラダ油を2に混ぜながら加える。
4.3に牛乳を加え、ホイッパーで混ぜる。
5.ふるっておいた粉類を加えてよく混ぜ、1の大葉、冷やご飯を加えてよく混ぜ合わせる。
6.180度で40分ほど焼く。様子を見ながら時間は調整する。

(大葉のパスタソース)約2人分
大葉 10g
オリーブオイル 20g
味噌 4g
ストレートのめんつゆ 大さじ1

大葉はざく切りにし、
上の調味料と合わせてミキサーにかける。
茹でたパスタと和え、レモン汁少々とめんつゆで味を調える。
お好みで3cm長さに切った水菜、ちりめんじゃこと和える。
レモンスライスを添える。

朝は肌寒く、昼は蒸し暑いと言ったように温度差があり体調を崩しがちですが
しっかり栄養を摂って元気に過ごしていきましょう!

(キッチン 管理栄養士 石島 理恵子)