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節分

2007年02月05日 キッチン

2月3日(土)は節分の日で恵方まきをお出ししました。  もともと“節分”とは季節の節目のことで、邪気をはらい福を招くといわれています。  “恵方まき”は、福を巻き込むということから巻き寿司を、縁を切らないようにということから包丁を使わずに丸ごと、その年の恵方(今年は北北西でした)を向いて願い事をしながら、無言で食べます。

 

 

 

豆まきには、鬼に豆をぶつけて邪気をはらい、福を呼びこむという意味がありますが、どうして一般的に大豆が使われるようになっているのかご存知ですか?  大豆を使うのは、霊的な力が宿ると信じられていることから大豆を使うようになったようで、 生の大豆を使わずに炒り大豆が使われるのは、拾い忘れたものから芽が出ることは、縁起が悪いからだそうです。炒るを射るに例えているとの意味もあるようです。  また地方によってもいろいろ風習は異なるようですが、私の実家では、チョコレートをまいていたような記憶があります。きっと母はかたづけが大変だったのだろうと、今になって考えます。が、当時は「鬼が来たらコワイ!!」と必死で鬼退治していました。そして次の日、外に豆の落ちている家を見つけては、「ここのお家にも鬼は来ないから安心だ・・・」と勝手にホットしことも忘れられません。(写真は2月3日昼食のメニューです)

さて、立春もすぎ、暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます。そんな日はお鍋はいかがですか?  当院でも、「豆乳鍋」は人気メニューです。お鍋にすると、たくさんの野菜を摂る事ができます。妊産婦さん、授乳婦さんに必要な一日の野菜量は写真くらいの量になります。結構たくさんあるようですが、茹でたり、炒めたりすると、カサは減ります。特に寒い季節はに生ではなかなか食べづらいと思います。具だくさん野菜スープにして、温かくして召し上がるのもいいですね。体を冷やさないよう気をつけてください。

                                                                                        (キッチン 近藤佳子)

 


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