春の七草粥

お正月を終えて1月7日は年に5日ある5節句のうちの1番初めである人日の節句でした。
この日には、春の七草を使用した七草粥を食べて1年の無病息災を願ったり、お正月のおせちやお酒などで弱った胃腸を整えるために食べられています。
当院でも1月7日の朝食で入院患者様に七草粥をお出ししました。
また、七草はそれぞれに体に良い栄養が含まれています。

セリはビタミンCやミネラル。
ナズナは食物繊維やビタミン、ミネラル。
ゴギョウは咳や喉の痛みに効果的。
ハコベラは古来の薬草。
ホトケノザは整腸作用や高血圧予防に効果的。
ナズナはカロテンやカルシウム、鉄などが豊富で、根っこにはコレステロールを低下させる成分などが豊富。
スズシロは抗がん作用や抗菌作用があります。

たくさんの栄養と体を整えてくれる成分を含んだ七草粥を食べて今年1年、健康で元気に過ごしましょう。

(キッチン 調理師 高橋里奈)