みちおかごはん 「鯛の漬丼」
2014年08月16日 キッチン
暑い日が続きます。皆様体調を崩されてはいませんか。
暑い外と冷房の効いた室内の行き来で疲れやすくなっています。しっかりと食べ、しっかりと休養をとって体をいたわっていきましょう。
さて、当院での夕食にお出ししております鯛の漬丼のご紹介です。
こちらも大変ご好評いただいているメニューの一つです。
鯛(刺身用)をだし割り醤油とすりごまを混ぜたタレに漬けこみます。ほかほかのごはんに千切りした大葉を散らし、漬けた鯛を盛りつけると完成です。
鯛には比較的ビタミンB1が豊富に含まれています。暑い夏はたくさん汗をかきます。汗の中にはビタミンB1も含まれており、夏に不足しやすい栄養素です。ビタミンB1が不足すると代謝が疎かになり、疲労物質がたまりやすくなるため夏バテの原因となります。積極的に摂っていきたい栄養素ですね。また、血中コレステロールを抑え、肝臓の働きを助けるタウリン、脳神経の働きを助け、血行を良くするナイアシン、余分な塩分を体外に排出するカリウムも豊富に含む栄養満点のお魚です。
また、ごはんと一緒に食べることでごはんの糖質の代謝が促進され、しっかりとエネルギーに変えることが出来ます。
鯛に限らず、お魚は栄養豊富な食品です。お魚に含まれる油はヒトの体温で溶けるため血液をサラサラにする効果があり、脂肪になりにくい油です。
また、脳の働きを良くする効能で有名なDHAに血中コレステロールを下げる働きのあるEPA、先ほどご紹介したタウリンには目に良いと言われ、猫が暗い中目が見えるのはタウリンを豊富に持つ魚をよくたべるからといわれています。
その他小魚を丸ごと食べればカルシウムが豊富ですし、お肉に負けない良質なたんぱく質を多く含みます。現代の食事では魚を食べる機会が昔に比べて減少しているそうです。意識的に食べていきたい食品ですね。
まだまだ暑い日が続きます。栄養豊富なごはんをたくさん食べて元気に過ごしましょう
(キッチン 管理栄養士 増田百里枝)
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