みちおかごはん「冷やしおでん」
2017年08月30日 キッチン
お盆も過ぎ去り、最近は朝晩も少しずつ涼しくなって来たように思います。
夏も色々な行事があり、楽しい季節ですが、これから来る秋も美味しいものが多くとても楽しみですね。
これから、9月はまだまだ暑いので身体や肌に夏の疲れが出てくる時期なので、栄養豊富で消化の良い食事で身体を整え養生することは大切です。
そこで、今回は夏の終わりに出る疲れ対策で、身体に優しい、「養生ごはん」をご紹介させて頂きます。
夏の暑い時期に冷たいものを食べたり、クーラーなどの温度を下げたりして、身体を冷やすのではなく、食べ物の力を借りて内側から冷やしていってみてはいかがでしょうか?
そこで、体を内側から冷やしてくれる食材といえば!!「夏野菜」です。
そんな夏野菜をふんだんに使って作る「冷やしおでん」をご紹介させて頂きます。
夏野菜は、水分やカリウムを含んでいるものが多く、体にこもった熱を体の中からクールダウンしてくれるのです。
今回はその中から、「トマト、ズッキーニ、オクラ、冬瓜」を使って作りました。
また、あまりなじみのない冬瓜という野菜も、冬という字が入っていますが、旬は夏の野菜で、火照った体を冷まし、紫外線によるお肌へのダメージもケアしてくれるので、暑さの厳しい時期に積極的に摂取したい野菜でもあります。
おでんにすることで野菜の旨みの効いたお出しが出来ます。
そのお出しにトロミを付けて、餡掛けにする事で野菜の旨み残すことなく美味しく頂くことが出来ます。
今回は、その餡掛けを揚げたし豆腐にかけてみました。
皆さんも色々されてみてはいかがでしょうか?
(材料) (2人分)
鶏手羽元 4本
トマト 1個
ズッキーニ ?本
オクラ 2本
油揚げ 1枚
生姜 5g
だし汁 600cc
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
甘酒 20g
塩 小さじ?
(作り方)
①手羽元を、甘酒と塩で揉みこんで30分おいておく
②だし汁、しょうゆ、みりん、酒と手羽元、冬瓜を入れて火にかける。沸騰したら弱火で8~10分煮る
③、②を加熱している間に、トマトは湯むきして、ズッキーニは、1センチ幅の輪切り、オクラは岳の所を切り落とす。油揚げは1口サイズ、生姜は薄切りにする。
④、②の鍋の中にその他の材料も加えて2~3分加熱して火を止める。
そのまま冷まして、味が染み込んだら食べ頃です。
お好みで山葵、柚子胡椒、練り梅など付けて召し上がっても美味しく頂けます。
もう少し暑い日が続きますが、内側から身体を冷やしてくれる食材も食べて、残りの暑い時期も元気に乗り切っていきましょう。
(キッチン 栄養士 酒田 茉未)
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