クレソン
2013年11月27日 キッチン今年も残りあと1ヶ月ほどにせまってきました。あっという間です!
年々、年がたつのが早くなっているように感じます。
また、今年の冬は冷えこむみたいですね。みなさん、風邪、インフルエンザ等がはやりだす時期なので体調には気をつけて下さいね。
さて今回は、寒い冬にピッタリのシーフードとクレソンのリゾットをご紹介します。
クレソンは『オランダ水がらし』とも呼ばれ、さわやかな香りと大根やわさびにも似た辛味をもっています。
よくステーキやローストビーフに生で添えられているのを見かけますよね。
クレソンは生で食べるだけじゃなく、今回のようにリゾットに混ぜたり、お浸しやお味噌汁に加えてみてもおいしいですよ。
また、クレソンは、カルシウム、鉄分、ビタミンAなどが多く含まれ、なかでもビタミンCの含有量が豊富です。
前回鉄分についてお話しさせてもらった時に、鉄分を体内での吸収率を上げるのにビタミンCを一緒にとると効果的とお伝えしましたよね。
クレソンは鉄とビタミンCどちらも多く含むので、鉄吸収にはうれしい食材です。
他にも効能として、血液酸化防止、動脈硬化の予防、高血圧、粘膜や皮膚の健康維持、などがあげられます。
では作り方です。(2人分)
米 1カップ弱
水 400~500cc
白ワイン 50cc
シーフード 適量
クレソン 6本
玉ねぎみじん切り 大さじ1
EVオリーブ 大さじ1
パルメザンチーズ 大さじ2
バター 小さじ2
塩 適量
⑴シーフードは塩少々ふって下味をつける。
⑵フライパンに⑴のシーフード、バター小さじ1、白ワインを入れて中火強にかける。グツグツいい始めたら、ザルでこして汁はとっておく。
⑶別のフライパンにEVオリーブを入れて炒め、玉ねぎを透き通るまで炒める。
⑷米を⑶に洗わずに入れ、ざっくり混ぜ合わせる。
⑸米と油が馴染んだら米がかぶるくらいの量の水200ccほど加え、やや強めの中火でゆすりながら水分を蒸発させる。
⑹水分がなくなったら水100ccくらいずつ2~3回に分けて加える。
⑺米が八分通り煮えたら⑵のシーフードの汁を加え蒸発させる。
⑻米が好みのアルデンテ(芯が残るくらい)になったら塩で味を整え、シーフード、パルメザンチーズ、バター小さじ1を加え、手早く混ぜ合わせる。
⑼クレソンをざく切りにして加え、火から下ろす。
今からの時期、シーフードの変わりに牡蠣にしてもおいしいと思います。
牡蠣に変える場合は、下味の塩はたっぷりと振り、ボウルで静かにかき混ぜます。その後1個ずつ流水で洗って下さい。ただし、洗いすぎると旨みが逃げるのでほどほどに。
白ワインで煮る時は、全体がぷっくりふくらんでくれば大丈夫です。八分通り火が通ったところでいったん取りだして下さい。あとは上記の作り方通りです。
30分ほどで簡単にできるスピードメニューですので、是非ご家庭でされてみて下さい。
(キッチン 管理栄養士 星子逸美)
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