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みちおかごはん「ひなまつり 2025」

2025年03月04日 キッチン

3月3日は桃の節句でした。

桃の節句は、女の子の成長を願い雛人形を飾ってお祝いする日で、桃の花が咲く季節のため、桃の節句とも呼ばれています。

そんなひな祭りには、定番の食べ物がいくつかあります。

はまぐりは、二枚貝で対の貝殻がぴったりと合うため、仲の良い夫婦の象徴と考えられています。

甘酒(白酒)は、魔除け、長寿の意味があります。桜餅は、端午の節句の「柏餅」に対して桃の節句の「桜餅」として定番になりました。

それらの食べ物も取り入れ、当院でも桃の節句の特別ディナーをご用意いたしました。



前菜は、春巻きの皮をパリパリに焼いたカップに長芋をベースにし枝豆、カニカマを混ぜ合わせたものをつめ、お雛様をイメージしました。
グリーンピースのムース、金柑の甘露煮を使用したぼんぼり、豆乳とねりごまをベースに、パプリカとブロッコリーを使って色鮮やかに仕上げひしもちに見立て、旬のつぼみ菜とミニトマトの天ぷらをご用意しました。



食前酒は、あまおうを使用した甘酒です。
サラダは、カブや紅芯大根、金柑をお花に見立てフレンチドレッシングでお召し上がりいただきました。
一品のふわふわの長芋のしんじょうは、エビとゆずの香りがアクセントのあんをかけました。



お魚料理は、蓮子鯛をソテーし、春キャベツの甘さを生かしたソースで春らしく仕上げました。


メイン料理は、鹿児島県産の牛ステーキで、焼いた春菊とパン粉のソルトで召し上がっていただきました。


ごはんは、甘く煮た椎茸や大根葉、柴漬けなどを混ぜ合わせたご飯をおひなさまに見立てました。
お汁ははまぐりの潮汁です。



デザートは生クリームを使用せず、ヨーグルトと豆乳ホイップのクリームにさくらあんを混ぜ、モンブラン風にしました。中のいちごと、大豆粉のクッキータルトとの相性は抜群です。
ヨーグルトを使用したクリームの抹茶ティラミスは、手作りのマカロンを添え、小皿には手作りのてまりふのあられもご用意しました。



お夜食には桜の香りがただよう関東風桜餅をお出ししました。



季節の旬の食材でお祝膳を囲んで、ディナーホールでの思い出になることを願っています。

キッチン 菅原


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