みちおかごはん「あったかスープ②」

気がつけば来週からもう10月ですね。
1日の長さは同じなはずなのに、夏が終わろうとすると途端に時の流れが早く感じます…。

さて、先週も少し書かせて貰いましたが、夏から10月頃にかけて起こる『残暑バテ』について、もう少しお話しさせていただきます。

残暑バテは、暑い日が続くことで外に出る機会が減ったり、汗をかく運動を避けてしまい、体力が低下している時期に起こります。

残暑の疲れの回復、予防としては、適度な運動をして体力をつける(取り戻す)事、バランスの良い食事、などがあります。

少し涼しくなる時間帯に30分程度のウォーキングをしたり、テレビを見る時間に踏み台の登り降りやストレッチをする、などの有酸素運動を日常に取り入れてみるのもオススメです。

そして、スタミナが不足しがちになるので、食事で栄養を補う事もとても重要です。

特に、疲労回復に効果的な「ビタミンB1」の摂取を意識してみましょう。
ビタミンB1は、豚肉や鶏レバーなどに多く含まれます。

さらに、クーラーなどにより身体が冷え自律神経が乱れやすいので、ショウガなど内側から温める食材も取り入れると、より効果的です。

豚肉と生姜のあったかスープ

材料

豚スライス　100g
お好みのきのこ類　200g
小松菜　1/2袋
生姜　40g
水　600ml
塩　小さじ1/3
醤油　小さじ1

作り方

1. 豚肉は一口大に切り、きのこは石付きをとってほぐす。小松菜は根本を落とし3cm長さに、生姜は千切りに切っておく。
2. 鍋に少量の油を熱し、豚肉、きのこを軽く炒める。
3. 水を入れ、少し煮たらアクを取り、生姜、塩、醤油をいれ5分ほど弱火で煮る。
4. 最後に小松菜をいれ火を通し、お召し上がりください。

残暑バテ予防、回復にピッタリの一品です。
簡単にできますので、是非お家で作ってみてくださいね。

キッチン　栄養士　森本