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みちおかごはん「土用の丑の日」
2023年07月31日 キッチン梅雨も明け、夏本番になりました。今年は35℃を超える猛暑が続きますね。
水分補給や暑さ対策をして熱中症に気をつけましょう。
さて、7月30日は「土用の丑の日」でした。
土用」とは季節の変わり目を表す言葉で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間を示します。
「丑の日」は十二支の「丑」からきており、昔の暦では日にちを(12周期)を十二支で数えていました。
その為、土用の丑の日とは「土用の期間に訪れる丑の日」と言うことになります。
日本では昔から季節の変わり目(土用)の体調を崩しやすい時に丑の日にちなんで「う」のつくものを食べていました。
うなぎを食べるようになったのは、江戸時代からと言われています。
うなぎの旬が冬だった事から夏は売れず、困ったうなぎ屋が蘭学者の平賀源内に相談をし、「土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテ防止になる」と言う事を広めたことがきっかけと言われています。
なんとなく丑の日が過ぎるとうなぎに興味が無くなってしまいますが、うなぎにはビタミンA、B1が多く含まれ、免疫力を高め、暑さや食欲不振で弱った身体をサポートする効果があるのでぜひ暑い夏に食べたいものです。
うなぎの食べ方にもいろいろありますが、うなぎの脂が気になる方は「うざく」がおすすめです。きゅうりの薄切りとうなぎをざく切りにしたものを三杯酢(酢3:醤油1:砂糖1)に和えるだけでさっぱりといただけます。
また、うなぎの量が必要なときは、はんぺんと豆腐を混ぜ合わせたものを海苔に塗り、タレで焼いてヘルシーにかさ増し。
香ばしさが食欲をそそります。
しっかり食べて夏バテ知らずで過ごしましょう。
キッチン キャップ 田邉富貴子
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