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みちおかごはん「ひな祭り」
2023年03月04日 キッチン日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。
春もすぐそこまでやってきたようです。
さて、3月3日は桃の節句でした。
桃の節句は中国から伝わった五節句のうちの1つで、「上巳の節句」とも言われています。
季節の節目となる節句の頃は邪気が入り込みやすいと言われていたため、魔除けの力があると信じられている桃の花を飾るようになったそうです。
また、日本では「女の子の健やかな成長と幸せを願う行事」として定着してきました。
当院でも夕食時にひな祭り特別ディナーをお出ししお祝いをしました。
食前酒はあまおうのイチゴを凍らせ、甘酒と混ぜたカクテルです。
前菜は「ひな壇オードブル」です。
中央の春キャベツを使った巻物はお内裏様とお雛様をイメージしました。
右側はあまおうとモッツァレラチーズのカプレーゼに、手前は米粉で作った手作りのひしもちういろうです。モッチモチの食感に仕上げました。
ピンチョスは緑黄色野菜の麩を衣にした、新じゃがの揚げないコロッケです。新じゃがの中にモッツァレラチーズを入れており、中はトロッと外はフワッとした食感に仕上げました。
メイン料理は佐賀県産のお肉を使用した牛肉のステーキです。
付け合わせには季節の野菜をふんだんに使用し、お肉は手作りの桜塩で召し上がって頂き、香りを楽しんで頂きました。
サラダは紫キャベツと紫玉ねぎをマリネにしたサラダで、爽やかな味わいになっています。
お魚料理は鯛を焼き、その上から桜の葉で巻いており、香りの良い一品となっております。
ご飯は「男雛・女雛寿司」です。
男雛の中は牛そぼろとレンコンで味付けをし、女雛はカリカリ梅と大葉で味付けをしました。
一品料理はレンコンとエビのお団子を春雨で包んでおり、優しいお味に仕上げました。
お汁はひな祭りに必須のハマグリを使用した潮汁をご用意しました。
対になっている貝殻でなければぴたりと合うことがないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにと、女の子の末長い、良縁を願う意味が込められています。
食後には「ひな祭り特別デザートプレート」をお出し致しました。
全て生クリームやバターは使用しておりません。
グラスに入っているのは下から、宇治抹茶のゼリーにヨーグルトムース、あまおうを使用したムースになっております。
右側は3色団子に、2色の手作りアイスです。アイスはあまおうとラズベリーを使用しており、甘酸っぱく爽やかな味になっております。
左側は大豆粉と高野豆腐の粉で作ったサクサククッキーに、黒ゴマや卵白等を合わせた黒ゴマのチュイールをご用意しました。
手まり麩とポン菓子でひなあられを作りました。
患者様には記念にお子様の足型をプレゼントし、とても喜んで頂きました。
これからも皆様の思い出に残る食事を作ってきたいと思います。
キッチン 栄養士 田村美紅
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