みちおかごはん「節分2021」

今年の節分は2月2日でした。

節分は立春の前日をいいます。2月2日の節分は1897年以来の124年ぶりだそうです。
簡潔に説明しますと、1年は正確に言うと365.242189日を要するため1年間のカレンダーとは6時間のズレが生じ、これを4年に1度のうるう年でリセットしますがそれでも端数分のズレが残ってしまいます。今年はその関係で立春が2月3日になり、立春の前日の節分も1日早まった、というわけです。

節分に食べる恵方巻きは、その年の恵方を向き、まるまる1本食べると無病息災や商売繁盛など、縁起の良いものとされております。

当院でも夕食時、特製の恵方巻きをご用意させて頂きました。

中の具材は7種類。卵、かんぴょう、人参、キュウリ、うるおい菜、梅酢に漬けたレンコン、エビフライです。
エビフライは、お味噌風味に仕上げ、揚げずにオーブンで焼き上げたオリジナルのものです。ソースはヨーグルトをベースにしたヘルシーな特製タルタルソースも一緒に巻いております。
今年の恵方は「南南東」。患者様には南南東を向いて、恵方巻きを食べて頂きました。
当院でしか食べられないオリジナルの恵方巻きを喜んで頂き、とても嬉しく思います。

また、節分と言えば、豆まき!と思う方も多いと思います。皆様は豆まきをして、1年の邪気を払い福を招き入れることができたでしょうか?
自分の歳だけ、豆を食べると健康で病気をしにくい、と言われています。

今年は、立春も一日早くなりますが、まだまだ寒い日が続きそうですね。
みなさまも暖かくしてお過ごしください。

キッチン 栄養士 河口美空