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みちおかごはん「ひなまつり 2020」

2020年03月04日 キッチン

朝は日の出が早くなり、だんだんと春の訪れを感じるようになりました。
新型コロナウイルスが世界的に猛威を奮っていますが、外出を控えることや、手洗いうがいなど私たちに出来ることをしていき、より一層体調管理には気をつけたいと思います。

さて、3月3日は桃の節句です。桃の節句の由来は七草・端午・七夕などと並ぶ五節句のひとつで本来は「上巳の節句」といいます。

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは旧暦の3月3日に桃の花が咲くことや桃の花は魔除効果があると言われていたからだそうです。



桃の節句に食べられるものは意味が込められたものがたくさんあります。対の貝殻のみがぴったり合うことから、相性の良い相手と永遠に過ごせますように、と意味されるはまぐり。娘の健康を祈願するひなあられ。三色菱餅は、緑は「健康」白は「清浄」ピンクは「魔除け」など、さまざまな願いがこめられております。

当院でも特別メニューをお出ししました。


前菜


食前酒は甘酒あまおうカクテルです。
前菜はおひなさまをイメージした高野豆腐親王、野菜ぼんぼり、鯛のすり身を使用し、ピンクは桜、緑はほうれん草で色付けをした三色ひしテリーヌ、紅茶鴨、新じゃがとつぼみ菜のぶぶあられです。ぶぶあられとはお茶漬けに入っているあられで、京都ではお茶のことを「ぶぶ」と言うそうです。

小鉢は季節のお野菜、菜の花を盛り付けたかぶの柚子あんかけ、サラダは梅と大根おろしでサッパリと召し上がって頂きました。
お魚料理は香ばしい桜えびの香る鯛の桜焼き、メインの牛肉ステーキは手作りの赤ワイン塩と春らしいグリーンピースムース、季節のお野菜を添えました。
ひな寿司は春のお野菜を混ぜこみ、ペーストにしたほうれん草を混ぜた薄焼き卵など、彩りよく仕上げました。はまぐりの潮汁は手作りの若草豆腐を入れて春を楽しんでいただきました。


お雛寿司


デザートは、手まり麩あられ、今が旬のせとかのシャーベット、あまおうの入った関東風桜餅でおひなさま特別デザートをお出ししました。



記念に足型もお渡しし、患者様に喜んでいただけました。

入院患者様には当院の特別おひなさま御膳を楽しく召し上がって頂き嬉しく思います。

私も入職して1年が経ちました。1年を通してさまざまな行事食に携わり、季節の食材を使ったお料理を楽しん頂く姿がとても心に残りました。これからも患者様に喜んでいただけるよう頑張りたいと思います。

キッチン 栄養士 河口美空


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